つまらなかったLinuxWorld

昨日の日記でも書いたけど、LinuxWorldは激しくつまらなかった。

あまりモチベーションを持って行ったわけじゃないってのがあるのかも知れないのだが、見ていてワクワクドキドキするような展示がなかったのだ。出展者には気の毒だが、見ていて「すげー」と思うようなものはまるでなかった。なので、帰りの電車の中でのぶさんと「つまんなかったですねー」と話してしまった。

難しい理屈を抜きにした部分で言うなら、とにかくワクワクドキドキするものがないのだ。なんつーか、「それどこかで見たよね」「それ出来て当然だよね」みたいなものばかり。「その手があったか!」と思うようなものは皆無だ。

もうちょっと掘り下げるなら、目立ってるのは「大きな会社」だから、そういったところが面白いものを提示できないでいるということだ。「イノベーション」ってのは絶対数で言えば大きな会社から出て来る方が多いものだから、そういったものが世に出なくなったということなんだろう。そりゃ「ない」のか「出ない」のか、どっちかってことはわからないが。

他方、WindowsVistaも、ハードメーカが期待した程の特需はなかったらしい。お陰で、メーカは軒並売り上げ予測を下方修正している。実用的にそれ程期待されてないということもあるのだろうけど、ヲタ的なワクワクドキドキもなかったのではなかろうか?

とか思うと、LinuxWorldだけじゃなくて、あらゆる「コンピュータ業界」なものがワクワクドキドキを失なってるんじゃないかという気がする。まぁそれだけ日用品になったということなのかも知れないが。

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