かつて4K disを散々して来たのであるが、とうとう4Kを買った。
まぁ、「買った」とは言え、自分用ではなくて会社用だし、実際に使ってるのは自分ではないんだが。
買ったのはこれ。
ちょうど、祭りの時に「安くしてるから買え」というメールが来たので買ってしまった。もちろんテレビではなくてディスプレイだ。
いきなり自分用に買うのはハイリスクだと思い、まずは社員用に。何が「ハイリスク」かと言えば、いきなり43″ものデカいディスプレイを机に置くということそれ自体だ(後述)。
4Kともなると、ソフト開発で使うにはこれくらいのサイズがないと意味がない。4Kで43″ということは、2Kの22″とかと同じくらいの画素サイズ。デザインとかなら、画素を小さく綺麗にする意味もあるだろうが、こちとら基本的に文字が見えていれば十分で、その文字も「普通に綺麗」であればいい。画面にはいっぱい文字を表示したいわけなんで、画素サイズそのままで表示出来る文字数を増やせる方が嬉しい。
さすがに20″台の4Kが出始めた頃のものと比べたら、画面はずっと綺麗だ。画質については特に問題はない。画面がデカい上に近くで見るから、隅の方は斜めから見ることになるのだが、それによる画質の劣化はない。いくらでも近くで見ることが出来る。
Amazonのレビューの星の少ない方のを見ると、液晶面が奥まったところにあるように見える点が指摘されているのだけど、「言われれば」という程度。
巨大なディスプレイをソフト開発に使うことに意味があるか、嬉しいかという話だが、
意味あるし嬉しい
というのが結論だ。
まず、弊社の「机」は
なのだけど、この上にちゃんと置ける。置くこと自体には問題ない。
画面の上の方を見るには首を上に向けないといけないのだが、これくらいのディスプレイサイズになると、
無理して全体を使う努力しなくていい
のだ。つまり、見やすいところにウィンドウを配置すればいい。値段も手頃(以前の22″と同じくらいの値段だ)なので、「今までのディスプレイの延長で使い、必要なら視野の好きなところに好きなウィンドウが配置出来る」と思えばいい。画面の上の方なんてプライバシがないので、プライバシが気になるものは上の方は使わなきゃいい。他方たまに見たい「時計」みたいなアクセサリ的なものは、あまり見ない上の方に置けばいい。まぁ、自然とそうなると思うが。
別の見方をすると、
仕事中は視界全体がディスプレイ
という形になるので、没入感は凄い。便利でもある。
まぁそんなわけで、「こんなディスプレイ使いこなせるのか?」と心配している人に対しては、「もう使いこなすとか考える時代じゃないから、置けるのであれば
遠慮なく買え
ばいいんじゃない?」とアドバイスしたいと思う。