「栄養まんてん♡砂糖水」

クックパッドのレシピが周囲で話題になっていたのだが。

栄養まんてん♡砂糖水

工夫も何もないので、単なるネタにしかなってない。

でも、「砂糖水」をうまく作るのは、そんなに簡単なものじゃない。だから、一工夫しないとダメなのだ。

件の方法で砂糖水を作るのが何がマズいかと言えば、

砂糖は冷水になかなか溶けない

という難しさがあるからだ。

実は砂糖(蔗糖)自体は結構水に溶ける。

有機物の水に対する溶解度 砂糖は熱いコーヒーによく溶ける

10度の水でも水と同量の砂糖が溶ける。でも、溶けるまで結構時間がかかる。「砂糖は冷水になかなか溶けない」とゆーのはそういったこと。「砂糖湯」ではなくて、「砂糖水」が作りたかったら、この問題は避けて通れない。

これを解決するには

先に溶かしておく

ことだ。具体的には、「シロップ」を作っておく。シロップであれば、溶けるのにそんなに時間はかからない。

作り方もクックパッドのネタレシピ並に簡単だ。

まず、適当な小瓶を用意する。ジャムとか入ってた瓶が扱いやすい。別に瓶が大きくても構わないのだが、砂糖の溶解度はとんでもなく高いので、大きな瓶いっぱいに溶かすにはとんでもなく砂糖が必要になってしまうし、そんなにシロップがあってもしょうがないので、小さい瓶を。

この瓶に8分目くらいまで砂糖を入れる。まぁ量は適当。詳しいことは後述。

瓶が程々いっぱいになるまで水を注ぐ。その後、スプーンで混ぜる。

やってみるとわかるのだが、砂糖はどんどん水に溶けて、体積が減って行く。その減るに合わせて水を入れると薄いシロップになるので、まず水を入れてから溶かす。まー、この辺いろいろ調整しても構わないんだけど。

水温にもよるが、混ぜているとほとんどの砂糖が溶けてしまう。それでもいくらか残るだろうから、この瓶を電子レンジに入れて軽く(50度くらい)温めてから混ぜれば、だいたい全部溶ける。すぐ溶けなくても、そのまま放置しておけば、溶ける。

くれぐれも、鍋で温めてはいけない。鍋で温めると、かなりの高確率で

カラメル

になってしまう。カラメルにならなくても、鼈甲飴になったりする。あくまでも「電子レンジで軽く温める」に留めておいた方がいい。

「量」なのだけど、砂糖は水に溶けやすい上に、簡単に過飽和状態になる。溶解度以上の砂糖が溶けるのは、なんとなく楽しいので、どんどん濃くしてしまう。ところがそうしてしまうと、今度は出来たシロップが水に溶けにくくなってしまう。売っているガムシロとか蜂蜜とかは水になかなか溶けてくれなかったりするのだけど、これはそういったことだ。家で作るシロップはそこまで濃くする必要もないし、水に簡単に溶けてくれる方が嬉しいので、程々の飽和量くらいの砂糖にした方が、「砂糖水」を作るにはちょうどいい。「かき氷」のシロップくらいの濃度の方が扱いやすい。

また、家で飲むために作る「砂糖水」用のシロップにするなら、味をつけてみてもいい。私はクエン酸をちょっと加えたり、ブルーベリージャムの汁の部分を加えたりしてみた。「ただの砂糖水」でなくなるのが、ちょっと嬉しい。他のことにも使うのであれば、こういった混ぜものはない方がいいけどね。

シロップにしておくと、粉が散らないし、「湿気る」ことを心配しなくて良くなる。加水してあることを嫌う用途(菓子作りとか)でなければ、砂糖のままで使うよりはシロップの方が便利だろう。

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This entry was posted on10月 13th, 2012 at 12:09:51. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. Responses are currently closed, but you can Trackback..

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