「営業活動」とゆー視点

吉田さんとの世間話。

床屋から帰る。今日、はじめて行ったところ。技術は高い。だけど、余計なことを話しすぎ。ワンマンショーになっていた。こうして客を失う。

という話から、「サラリーマン」「自営業」といった話になって、

@katigumi 周囲や上司へのウケとか、まさしく営業活動なのではないかなぁと。そう考えれば、技術だけで勝負というのではダメとゆー結論は同じになるかなと。

技術者が陥りやすい「スキル」の話。まぁ実は技術者に限らんのかも知れないけど。

技術者は「スキル」を磨く。その時の「スキル」というのは、たいてい「業務遂行能力」だ。プログラマだったら、腕のいいプログラマになろうとする。それは技術者として当然のこと。まぁ、世の中には、まずここに至らない人も少なくないのだけど、「スキルを磨け」と言った時に指すのは、たいていはこの辺なわけだ。

でも、「サラリーマン」であれば、

実は、上司や周囲と良好な関係をつくるのも、「スキル」であり、「ノウハウ」。

なのだけど、案外そういったことは馬鹿にされがち。いや、むしろそういったものは「日本的」とか言って嫌悪するのが最近の流れだったりする。「ノミニケーション」とか嫌悪するのが、今時の「出来るサラリーマン」だと思っている人が少なくない。

まー、確かにたいした能力もないのに、妙に出世してる奴とか、「上は何を見てんだよ」って気になるのは、何の不思議もないし、それが間違いだとも思わない。

でも、ちょっと視点を変えてみて、あなたは個人事業主だと考えてみよう。 「個人事業主」が気に入らなきゃ「社長」でもいいんだけど。要するに「口を開けて待っていれば、金と仕事が来る立場」ということを忘れて、「自分で仕事取りに行かなきゃ、金も仕事もない立場」と考えてみるわけだ。そうすると、きっと何らかの

営業活動

が必要になることに気がつくだろう。うっかりしてると正社員だってリストラされる時代だから、リストラされないためには潰れない範囲で自分の仕事を維持しておくのは大事なことだ。つまり、「サラリーマン」だって「自分で仕事取りに行く」必要がある時代なのだ。

「営業活動」なら、「商品のアピール」ということは大事だ。つまり、自分に能力があることを、周囲にわりやすく伝える、

魅力的な商品としての自分

を表現することが必要になる。もちろん仕事の内容によっては、そういったことをしなくても、自動的に伝わるようなこともあるだろうけど、世の中のたいていの仕事はそういった「派手」な仕事ではない。また、「派手」な人を求めているわけでもない。でも、「商品のアピール」がないと、わからない。

と同時に、「接待」みたいなことしなきゃいけないことにも気がつくはずだ。なぜなら、同じ能力があるものが並べば、

かわいげのある方

を選択するのは、発注者としては当然だからだ。

はっきりとした能力差があれば、能力の高い方選ぶかも知れない。でも、要求している能力が10であれば、10以上の能力は評価されない。要求している能力が10であるなら、「能力10以上でなるべく安い奴」「能力10以上でなるべく使いやすい奴」とかって選択になる。「使いやすい奴」ってのは、結局コスト安いからね。求められる能力が10であるなら、それ以上の分は持ち腐れる。

そう考えると、こういった「上司や周囲と良好な関係を作る」ってことは、「受注のための営業活動」と同じことだと気がつくのではないかい?

また、仮にあなたの能力が「10」を越えていて、求められる能力が10未満であるなら、あなたは10以上の能力を要求される仕事を受注する機会を作らなければ、せっかく身につけた「能力」はムダになる。そのことも考えながら勉強をしなきゃいけない。このまま会社にいてもしょうがないなと思えば転職するべきだし、社内でそういった仕事をする機会を作るのもいいだろう。あるいは起業してしまうというのも手かも知れない。いずれにせよ、ただの

勉強ジャンキー

では、「サラリーマン」として生きて行くのは難しいってことは覚えておいた方がいい。

PS.

多分、↑みたいなことに否定的な見方をする人もいるだろうけど、もっと「枠」を拡げて考えてみるといい。

FLOSSを公開すること、それ自体は実は「能力」とは関係ない。同じ程度のソフトウェアが書ける人は、多分世の中にいくらでもいる。では、なぜ公開するか。いろいろな理由があるだろうけど、「商品のアピール」という側面も小さくはないと思う。まーFLOSS云々についてはいずれ連載の方で書くだろうけど、

業績を公開すること

は「能力」そのものとは直接関係のないこと。それでも公開した方がいいのは、それがなければ、他人は能力があるかどうか知ることが出来ないからだ。つまり、それは一種の「営業活動」なのだ。それは「転職」のためなのか、「起業」のためなのかはわからないけど。

「能力」を身につけることは大事だ。しかし、その「能力」が活用出来るように行動すること、これがなければ「能力」は活用されない。「君」が「俺は能力がある」と思うのなら、そしてそれが高ければ高い程、「営業」にも力を入れなければならない。

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This entry was posted on1月 14th, 2012 at 20:58:12. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. Responses are currently closed, but you can Trackback..

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