「先生怒らないから正直に言いなさい」

このご時世なんで、近所のお店が結構閉まってる。お陰で、手軽な昼飯がなくなったんで、昼飯抜きの日があったり。

閉店理由で笑えるのは、「従業員の確保が困難なため」って奴だ。笑っちゃいかんのだろうけど、正直吹いた。どうも外国人(主に中国人)が帰ってしまったかららしい。それでもしばらくしてバイト確保出来たところはボチボチ開いてる。

けしからんなーと思うのは

節電のため

とか書いてる奴等だ。

この辺では裏のオリジン弁当が閉まったり、その隣りの中華料理屋が閉まったり。お陰でお手軽な昼飯がコンビニばかりになってしまってる。コンビニ弁当も嬉しくないので、適当に作ったり食わなかったり。元々この辺の昼間人口はそう多くないので、弁当屋がなくなるのはしょうがないかも知れない。

まぁそんなのは、しょうがないかなーと思うんだけど、いくつかの閉めている店とか早めに閉める店の理由で、

節電のため

とか書いてるのは、怒りを感じる。

まぁちょっと前であれば、夕方早くに店を閉めるのは合理性があった。それもまぁ17時くらいで閉めてしまうことであって、22時までの店を19時にしめるとかは、まるで合理性がない。ってのは、ヤシマ作戦やらでわかってると思う。また、不要不急のものを扱っている店なら、計画停電であたふたするのも面倒臭いだろうから、「いっそ閉めちゃえ」って判断も合理性があった。

その頃と違い、今は電力事情は良くなっているから、別にそこまで頑張って節電する必要はない。また、19時くらいに閉めるのは、オフピーク的な観点では意味がない。ところが、19時くらいに閉めてる店が「節電のため」とか書いている。

これは2つの点で良くない。

一つは「節電に対する誤ったメッセージになる」ということ、もう一つは「顧客に対する説明が不誠実である」ということだ。

どちらも一々説明するまでもないだろう。本当は節電とかの役に立たないことを「節電のため」と説明すれば何も知らない人は「そんな節電も意味があるんだ」と誤解してしまう。本当は店を開くのが面倒臭いとか実は赤字だとかって事情なのに、「節電のため」とか書けば「本当の理由」が伝わらない。

たいていの店は、開店の義務はない。店主の都合で店を閉めても、誰も咎める人はいない。閉めたかったら閉めときゃいいし、儲からんなーと思えば店畳めばいい。何も「節電」を言い訳にすることはない。

これは「自粛」も同じで、「花見だりーなー」とか思ったらしなきゃいいし、「このイベントもう意味ないよねー」と思ったらやめちゃえばいい。それを、

被災者の心情

なんてものを理由にしてやめるというのは、不誠実だ。「自分の都合」を、「電気」や「地震」のせいにするのは、狡いと言うもんだ。

「儲からない」のも「ダルい」のも立派な理由だ。大声で言えない事情もあるのかも知れないけれど、何かの判断をする時には

説明義務

があるのだ。その説明をサボって、「被災者の心情」とか「節電」とか、ご立派な嘘をつくのは、やめて欲しい。「先生怒らないから正直に言いなさい」と言ってやりたい。まぁそれとは別に節電自体は良いことだとは思うけどね。でも、言い訳にするのはやめなさい

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This entry was posted on4月 12th, 2011 at 19:50:07. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. Both comments and pings are currently closed.

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