この前のタンドリーチキンが微妙だったのでリベンジ。
今回のポイント、基本に忠実。
「基本に忠実」とは、マリネ液だ。前回はタマネギも入れた。確かにこれはこれで美味しいのだけど、「駅から徒歩15分」とゆー近さ。つまり隣りの駅に着いてしまうので… ってのが問題だった。
そこで、マリネ液は、普通にヨーグルトとカレー粉ということにした。ただし、カレー粉はやや多め。混ぜると「ねとねと」という感じになるくらいカレー粉を入れる。さらに、塩を加えるのだけど、これもちょっと多め。前回は長時間漬けるからという理由で薄めの塩にして、その代わり食べる時に塩を補うことにしていたのだけど、やっぱり肉の味が拡がる感じにならないので、ちょっと強めに。と言っても、長時間漬け込むので遠慮気味。その代わり、焼く直前に塩を加える。
鶏ムネは薄めに切る。まぁ薄いと言っても1cmくらいの厚さ。前回はブツ切りくらいにしていたのだけど、今回は味がよくつくように薄めだ。
さらに漬け込む時間も長め。昼飯のために前日の夜に仕込んだ。
まずは、これをフライパンで焼いてみる。前述のように、塩を少し強化して、フライパンで。油は適当に。
出来たものを食ってみると、、「駅から徒歩7分」くらいになった。かなり近く、これはこれで美味しい。まぁ、まだインド人に刺されるレベルだけど。
2回分仕込んでおいたので、翌々日にオーブンでも焼いてみる。
出来たものを食ってみると、JR秋葉原駅と日比谷線秋葉原駅くらいになった。「それ徒歩0分」と言うのはちょっと甘い。JRは電気街口に出てしまっているw どういうことかと言えば、出来たものは確かに近いつーか、ほぼそのものなんだけど、そんなに美味しくないのだ。素直に駅から徒歩7分歩いた方が、「ここは秋葉原駅だよなー」とウロウロするよりも、結局近いとゆー、そーゆー感じなのだ。
そういったわけで、家でタンドリーチキンみたいなものを作る時には、「本物に近い」とかゆー理由でオーブンで焼くよりも、「こっちの方が楽だしー」的にフライパンで焼いてしまう方が、結局美味しいものが出来る。どうせ全く同じものを作るのは不可能なんだから、下手に本物指向をして美味しくないものを作るよりは、開き直って「別の料理」を作る方が幸せになれるということだ。この辺の結論は、前回と同じ。
ということでポイントを整理すると、
- 基本はカレー粉とヨーグルトだけ
- カレー粉は多め
- 塩はあまり薄くしない(普通のマリネより薄いくらい)
- 長めに漬けておく
- 焼く直前に塩分強化
- フライパンで焼く
ということになる。