うどんを作るのが簡単過ぎた件

前にうどん作りは簡単だという話を書いた。

教えてやる。うどんを打つのは簡単だ!

その時のブコメで、finalvent氏のエントリ

手抜きうどんの作り方

があった。「パスタマシンなんて持ってねーよ」と思っていたんだけど、「お誕生プレゼント」とゆーことで、タケルンバ達にパスタマシンをもらったので、やってみた。

パスタマシン

パスタマシン


もう本当に「やってみた」ってだけで、特に元エントリ以上の工夫があるわけじゃない。パスタマシンを使うのはこれが初めてなんだけど、特にうろたえるようなこともなく、簡単に出来た。

強いて補足するなら、件のエントリのような「手抜き寝かし」をするのであれば、水はやや少な目くらいの方がうまく行くと思う。加熱すると水の働きも大きくなる。そのため、生地が柔らか目になりがちだ。それで別に困ることもないんだけど、もうちょっと固い方が扱いやすい。あと、元エントリにある塩だけど、いくら何でも「大さじ1杯」は多過ぎだと思う。多分「小さじ1杯」の間違い。

手抜きでない寝かしをする時には、寝かした後にちゃんとこねた方がいい。パスタマシンでこねる方法もあるのだけど、うどん生地はパスタ生地と違って油分がない。下手するとローラーにくっついてしまう危険があるので、やめた方がいいと思う。延ばすだけなら、打ち粉をすればいいんだけど、こねる時にあまり打ち粉は使わない方がいいので、この辺は要注意だ。これは今後の研究課題かも。実際にはそうそうくっついたりはしないんだけど、パスタマシンの注意書きに「水で洗うな」と書いてあったのでビビっているところ。

「手抜き寝かし」と「パスタマシン」をコンボにすると、うどんを作る時間が一気に短縮される。どれくらいで済むかと言えば、

うどんを茹でる湯を沸かしてる間に麺が出来る

くらいだ。つまり、作業時間で言えば、生うどんを買って来て作るのと同じ時間で、手打ちうどんが出来てしまうということだ。

で、気になるのは味やらコシやらなんだけど、茹で時間を10分程度に(普通の手打ちは14分)しておけば、溶けてしまうことはない。ちゃんと水で締めてやれば、コシもそれなりにある。普通の刃しか持ってないので、フィットチーネの刃で切ることになって、少し幅広くかつ薄いのだけど、「そんなもん」と思えば別におかしいこともない。どうせ手で切る時には太さなんて適当になるし。

完全手打ちの場合はもっと厚くなるので、コシはかなり強力でアゴが疲れるくらいになるのだけど、パスタマシンだとかなり柔らかい感じになる。でも、インスタントの麺よりはずっとコシがあるので、十分手打ちうどんしている。

あと、切った麺がくっついてしまうのだけど、これは茹でる時に気をつけていれば、茹でている間に離れてくれる。気になるようなら、手で離してやればいいんだけど。

まぁそんなわけで、パスタマシンさえあれば、いつでもすぐに手打ちうどんが食える。安いのも結構あるみたいなので、持ってない人は買うといいと思うよ。

PS.

実のところローラーにくっつくことはまずない。気になる人はローラーに油でもつけとけば良いけど、その必要は多分ない。ただ、片付ける時にローラーをよく拭いてやる方が良いと思う。錆びると厄介なことになるので。