派遣村とか叩く奴

古いネタなんだが。

景気が悪くて派遣切りにあった奴等のために、いろんな就職口が用意されているらしい。でも、切られた奴等はそういった口にはほとんど見向きもしないとかってニュースが流れていた。ある意味、「派遣切られた奴は自業自得」とでも言いたげだ。

まぁそうやって印象操作をして「自分は違うんだ」と安心するのも、一種のライフハック(笑)かも知れないけど、それは何もわかってないぞ。

この「派遣切られた奴」を「恋人に振られた奴」に置き換えて、「いろんな就職口」を「ドブス」とでも置き換えたら、見向きもしない奴等の気持ちもちったぁわかるんじゃないか?要するにそういうことなんだよ。

「切られた奴等」ってのは、「何でもいいから就職したい」ってわけじゃない。童貞のやりたい盛りの奴等だって、「誰でもいいからセックスしたい」とか思ってるわけじゃないだろ。自分の許容出来る、出来れば自分の好みに合った相手とやりたいはずだ。仕事切られた奴等だって、何でもいいから金になりゃいいなんて思っちゃいない。自分の許容出来る、出来れば自分の好みに合った仕事がしたい。

もちろん「セックス」はしたいだろう。でも、いくらしたいからと言っても、「そこまで堕ちたセックス」がしたいわけじゃない。生活のために金が必要なのも同じようなもので、いくら金が必要だって「そこまで堕ちた商売」がしたいわけじゃない。いや、そんなのが好きならそれはそれでいいんだけど。

「腐で処女」であっても、ブサでヲタとやりたいわけじゃない。そりゃ他人からすれば「鏡見てから言え」かも知れないけれど、夢よりデカい現実はないんだから、夢見て求める自由は当然にあるし、それを否定しても虚しくなるだけだ。「それを社会のせいにするな」と「強者だと思い込みたい弱者」は言うかも知れないし、それはそれで正論かも知れないが、同じ立場になって同じことが言えればご立派だ。

ちょっと想像力を働かせればわかりそうなことだと思うのだけど。

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