mixiに書いたネタなんだけど、「ガラパゴス」のエントリで携帯の話がちょっと出てるので。
そろそろ今の端末を買って2年たつので、次の機種どうしようかなとヨドバシへ。
2年もすると電池がヘタってしまうし、昔であればそれくらいで交換するのが一番お得だった。無理して換える理由はないけど、逆に無理して換えない理由もない。それくらい使うと電池がタダでもらえるらしいけど、昔の制度ならそこで機種交換しても大した負担じゃなかったし、新しい諸々に追従するのも悪くないからだ。
auのコーナーには特に目を引く機種はない。willcomとかe-mobileとかいろいろ面白いのに。あるいはSBMも面白いのに。
携帯が売れないとかどーとかって話は問題になっているようだ。そりゃ、確かに魅力ある機種とキャリアの組合せがないし、販売報奨金がなくなって高くなったし。
ところが、冷静になっていろんな端末を見てると、実にいい端末ばかりとも言える。何しろ2年前から凄い機能が追加されたわけでもなく、ある意味「枯れ」て来てるし、端末の大きさも薄く軽くなった。ボタンがやたらに増えたわけでもない。
だから、私のようにことさらに携帯電話に思い入れもなく、「普通に電話できて、ちょっとネットが出来て、ネタ写真が撮れる」程度で十分な人にとっては、十分な機種ばかりだと言える。ネットと言っても、twitterと「携帯百景」くらいなもんだし。
iPhoneは不便そうだけどいろいろ魅力もあると思うし、スマートフォンはガジェットとして面白そうだなと思うんだけど、そもそも外出すること自体があまりない。だから、せっかくのガジェットも使わないことの方が多い。そうなると、そういったものに対する魅力はあまり感じなくなる。いわゆる「普通の携帯」で十分なのだ。私に言わせりゃ、今の携帯を「ガラパゴス」なんて表現する奴等の方に、
お前達は携帯に何を求めているのだ？
と問いたいくらいだ。大部分の時間を日本の東京で過ごす私は、これより上である必要も下である必要もない。そりゃLismoとかワンセグとかいらないなーと思うけど、どうせ使わなけりゃないのと同じだし、今はこれらがあってなくても携帯の目方が問題になったりしない。
そうなると、むしろ枯れたりこなれたりした分だけ、今の機種の使い勝手は向上していると言える。また、私が常々うっとおしいと思っている、W44Sの「邪魔なヒンジ」のある機種もない。そういった意味では、安心して選ぶことが出来る。
そう思うとこれで十分だなと思うんだけど、逆に言えばますます急いで交換する意味もないとも言える。そりゃ売れない罠。
僕もauのAQUOS携帯にしてから2年が経ちますが、普段から携帯をそんなに使わないライフスタイルをとっているので、まだこれといって交換する理由がないんですよね。
iPhoneも今ひとつなのが、ogochanさんと同じ理由です。SMBがどうなるかわからないので２年契約というのもどうかと。
「ガラパゴス」とか言ってる人たちが求めているのは、日本の携帯電話が海外でも沢山売れて、利益を得て、日本の景気が良くなることじゃないかと思います。更に社員が安い給料でこき使われないで済めばなお良し。
そりゃ、「ガラパゴス」なんだから、日本で日本人が使う分には素晴らしいものになってるんだと思います。ベースの技術は海外でも通用するはずなのに、勿体無いです。