あくまでもネタだぞ。←こう書いとかないとマジレスする氏がわくからな。
公明党が「障害者」の「害」という文字は良くないということで、「がい」と書くという話をしているらしい。
公明「障がい者」表記を推進
【政治】 “「害」の字はイメージ悪い” 公明党、「障害者」→「障がい者」表記を推進…法改正も視野★5
この手の話は20年くらい前からやってて、その時の話が中村正三郎の「電脳騒乱節」にも出てる。その頃は「障碍者」と書くのがいいとかって話があって、それに私が反論している話が単行本にも出てる。元が日経MIXでの話だから、「天漢日乗」のhikarusさんもいたと思う。
つーことで、結構古い話題だ。
そもそもが「○○者」という言葉が、「○○をする人」という意味で使われることが多いので、「障害者」と書いちゃうと「障害をする人」という意味になっちゃって… あたりが始まりだったような気がする。これはそうやってネットで話題になる前から、私の周囲(私は「それ系」の活動をやっていた)ではそれなりに話題になっていたこともある。もっとも、「それ系」の人達であっても「わざわざそういった他と違う表記を使うということは、何らかの意図を表現するという意味にもなるから」ということで、実は当事者達は消極的だったりした。言葉ってのは思想や意図を表現するからね。
で、また最近になって「障碍者と書こう」とか、件のニュースにあるように「障がい者」とするみたいな話が出て来るわけだ。この辺のことは、マスコミ語である「○○の不自由な人」という類の言い換えとは、若干根を異にする。そういった低級な話とは一緒にしない方がいい。
とは言え、やっぱり「言葉狩り」的なイメージはあるわけだし、そういった見方からすると、
創価は何の点数を稼いでるんだ
とか思ってしまう。何しろ実施するのに金はかからんし、「そういったことに取り組んでいます」というアピールにはちょうどいい。
でも、大多数の「障害者(障碍者でもいいけど)」にとっては、「単なる名詞」でしかないし、「めくら」「つんぼ」のようないかにもな蔑称でもないから、「どーでもいーよ」と思っている人は今も少なくない。当事者がどーでもいーと思っているんだから、周囲がどうこう言うべきことでもないと思うんだが。あんまりこんなことをすると、本来蔑称でも差別語でもないものに勝手に悪い意味をつけ加えることになりかねない。
という背景でネタ化してみる。みんなでいろいろ言い換えを考えてみた。
- しょうがい者
そもそも、「障」って文字もあまりいい意味じゃないよね - ShowGay者
横文字混ぜるのかよ… それに「Gay」はちょっとなぁ - 生涯者
ちょっとかっこいい。でも「生涯独身者」とか考えたら… - 生姜医者
既に何か違うし… - 傷害者
だんだん悪者になって行く… - 賞鎧者
ご褒美の鎧みたいで格好いいけど、実用性がなさそう。純金製とかさ - Show!ガイ者
だんだん違うものになって行く - Show!外車
もはや人ですらないし
いや、単なる不出来なネタに過ぎないよ。
くだらない問題ですね。ちなみにロシア語で障碍者はinvalidです。それに較べたら何でもいいかと。