ぶっちゃけネットは18禁で良くね?

ネットの規制がいろいろうるさいわけだが。

私はネットの規制は好まない。ネットは利用者が適切に判断して使うべきもの。だから、殺人だろうが暴力だろうが性だろうが悪意だろうが、無制限に存在して構わないと思っている。もちろんそんなものが氾濫しているとウザくってしょうがないから、適当なフィルタが欲しいのは確かだが、それはまた別の話。とにかくネットは自己責任であるべきだと考えている。

それゆえ、私は未成年のネット利用は極端に制限されて良いと考えている。

もちろんこの話には前提がある。それは世の中のいわゆる「18禁」となっているものが全て正しく運用されているという前提だ。

世の中の「18禁」の根拠はいろいろあるが、そのほとんどは、

利用者の未熟さの保護

にある。未熟ゆえに正しい判断が出来ないだろうし、騙されもするだろうし、責任も取れないだろう。だから「18禁」なのだと。このことについてはいろいろな考え方があって、必ずしも私は「18禁」にすることは好ましいとは考えていない。でも、これら既存の「18禁」の存在を肯定するなら、同じ理由で「ネットは18禁」であるべきだと考える。

そもそも、ネットが「18禁」でないがゆえに、いろいろ理不尽で中途半端な規制が横行するのだ。「出会い系」を例にすればわかりやすいだろう。大人が自己責任で出会うだけだったら、何の規制も必要はない。いや、それでも規制したい人はいるだろうが、それはいわゆる父性的思想に過ぎない。

大人とは自分の責任は自分で取るもの

なのだから、大人が大人としての判断をしてレイプされようが殺されようが、それは自己責任だ。自分の責任は自分で取るのが大人だ。だから、利用者に錯誤を与えるような詐欺的なもの、公序良俗に反するものは別にして、普通に「大人の出会い」だけであるなら、規制されるべきものはない。

ところが、ここに「保護されるべき対象」となる「未成年」が入ると途端に話がややこしくなる。成人と未成年を区別する術も必要になるし、また区別したところで「万一未成年の目に触れた場合」の類の抑制もしなきゃいけない。となると、「大人が大人として楽しむ」部分にまで子供に対する配慮が必要になる。「苦いコーヒー」や「辛いカレー」のような「ガキにはわからないもの」は存在し辛くなってしまう。

そして、それがネット規制の口実にされてしまう。何でもかんでも「未成年の健全な成長にふさわしくない」と決めつけてしまえば、規制の対象に出来てしまう。元々「ガキなんて相手にしてねーよ」なものまで、「健全な成長に」という言葉の前に規制されてしまうことになる。

そう考えたら、ネットに未成年なんて、

いるだけ邪魔

な存在でしかない。だから、「未成年の健全な成長に」みたいな枕詞をつけられてネット規制を受け入れなきゃいけないくらいだったら、「ガキは消えろ」と言う方が損害は少ない。料亭に行って「お子様ランチ」を食わされる身にもなってみろと。

だから、「未成年フィルタリング」するんであれば、

deny all
allow ...

でいい。つまり、「原則禁止。必要なものは個別に許可」だ。その方がよほどネットの風通しが良くなる。

もっとも、私は「制度による18禁」は反対の立場なのだwww

だいたい「18歳」になっていきなり判断力がつくわけもないし、訓練の期間もなくいきなり大人というのもナンセンスだし。

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