[2006年3月26日] 鹿湖郊遊徑〜牌額山
(Luk Wu Hiking Trail〜Pai Ngak Shan) |
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コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus.96R)-西貢-(Taxi)-西灣亭-鹿湖郊遊徑-
-牌額山-(尾根ル−ト)-北潭凹-(Bus.96R)-西貢
参考資料=「西貢及清水湾 郊區地図1998年第六版」
「香港街道地方指南2001年版」
今日は“日本支部”Japan-OB/OG会のT.Reikoさんを迎えてのハイキング! 彼女は日本帰国後二度目、1年3ヶ月ぶりの再来港。そこでいつもの仲間も含めて初めてのコ−ス、約2年ぶりの“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park) 内、“鹿湖郊遊徑”(Luk Wu Hiking Trail)〜“牌額山”(Pai Ngak Shan)を歩く。今日の参加者8名、朝のTV予報では気温19−22度湿度93%。今日も出発時、小雨模様のイヤな天気! “牌額山”400mは以前何回も登った“大枕蓋”(Tai Cham Koi) の北東側に向き合う様にして立つ山で、その二つの山の谷間を“鹿湖郊遊徑”が走っている。
MTR“鑽石山”(Diamond Hill)駅構内にあるバスタ−ミナルからバス96R“黄石”(Wong Shek)行きに乗ったら、いつもの大勢の客も今日はまばら! やっぱりこの悪天候だからな〜、と納得。“西貢”(Sai Kung) で下車して今度はタクシ−2台に分乗、“西灣亭(吹風アウ)”(Sai Wan Ting)へ向かう。“西灣亭”は“吹筒アウ”(Chui Tung Au)を経由してMHT-2-に至るお馴染み主要ポイント。タクシ−はここの東屋前が終点、その東屋のちょっと手前にある“鹿湖郊遊徑”標識からスタ−ト。階段を登ってしばらく丘陵地帯を歩いてル−トは次第に大きな沢まで下る。この間、ここ数日の雨模様で赤土の道はドロドロのぬかるみ状態! この大きな沢が地図上の“鹿湖”、鹿の姿は見えないけど? そこから階段の上、林を抜けたら再度丘陵地帯に出て、しばらくダラダラ坂を登ると三叉路に出る。右手に行くと“赤徑”(Chek Keng)方面へ至る。“鹿湖郊遊徑”はそのまま直進の階段登りと続く。かなりの急階段が続きやつと峠の上に辿り着く。ここからしばらく平坦な道のあと再度階段を少し上がった所、直ぐその右側に標識はないが“牌額山”への登山口がある。若干のヤブ中歩きになるが、スム−スに頂上を目指すル−トが続く。肩下まで登ったら頂上までは一直線のガレ道。すぐに400mの頂上に立った。曇天ながら空気は比較的澄んでて、時折雲の切れ間から“赤徑”の海など想像した以上に素晴らしい景観が望めた! 下山は真下の“鹿湖郊遊徑”と平行して西側に向かう尾根を下り、南側の“鹿湖郊遊徑”に合流するもう一つのピ−クから進路を北にとり、“北潭凹”(Pak Tam Au)までの素晴らしい尾根道歩きとした。過去何回も“大枕蓋”へ向かって歩いたコ−スの逆行だ。小アップダウンの尾根道下り、靴もズボンも泥んこになりながら雄大な山並と“赤徑”や“土爪坪”(To Kwa Peng)の湾を見下ろしながら快適な歩きが続き、最後“北潭凹”のバス停前に到着。7q弱、3時間半のコンパクトな歩きながら変化も多く、幸い大雨にも遭わず曇天の景観も素晴らしいものでした。今日の締めは“西貢”で久しぶりにお馴染みMrs.Susannaのステ−キハウス。 (注:MHT-2-、-3-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-2-、-3-) |
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↓タクシ−終点“西灣亭”で出発前の記念写真【写真No.01】、ここはMHT-2-に至る主要ポイントなのでいつもは大勢のハイカ−が居るが、今日の小雨模様曇天ではさすがにまばら! 東屋手前にある“鹿湖郊遊徑”の標識【02】から階段を登り始める一同。すぐに視界が開け右手、ガスの彼方に“シャ−プピ−ク”が見えるはずだがこの天気では?【05】。しばらく行くと鹿の標識【06】に添って左折、赤土の泥んこガレ道を行く、、、 ↓曇天ではあるが比較的空気は澄んでるようで“大浪灣”(Tai Long Wan) の“夫婦島”も見える【08】。間もなく前方雲に隠れた目指す“牌額山”!【09】 ここから見るとなかなか立派な山姿だ、、、ガレ道は下り坂となり右手下方に小さな貯水池【10】。泥んこ道を滑らないように下って、、、降り立った所が大きな沢【13】、地図上ではこの辺りが“鹿湖”。沢を渡って階段を上がる、、、 ↓今度は林道に出る【15】。途中の鹿の標識どおりに進むと、、、林を抜けて再度丘陵地帯の荒れたドロ道を登って行く【16、17】。やがて左手山のこれから登らなければならない階段を睨みながら【18】、コ−スは一旦下って三叉路に立つ標識点へ【19】。右手に行くと以前ここから“大蚊山”(Tai Mun Shan)へ行った“赤徑”方面、直進が“鹿湖郊遊徑”の階段登り。ドロだらけのこの靴を見よッ!【20】。靴底に泥がへばり付いて重いッ! ↓この階段がきつい!【22】、以前の記憶が甦る。途中たまらず足を止めて振り返ると今歩いきた道と遥か彼方の山は“西灣山”(Sai Wan Shan)か?【23】、その左手には先ほどの標識から“大蚊山”へ向かうル−ト【24】、、、やっとこさ階段も終わり峠の上に立つ。北側遥か彼方には“赤徑”の湾も見える【25】。東側の空、低い雲が垂れ込めているが遠くには薄っすらと青空も【27】。しばし小休止の後、しばらく平道を行くと、、、 ↓この辺りますます泥んこ道【29】、そして数十段の階段を登った所から直進が引き続き“鹿湖郊遊徑”だが直ぐ右手にガレ道の小徑!【31】、ここが“牌額山”への登り口だ。標識もなくウッカリすると見逃すような草の踏み跡から右手の潅木の中に入り込んだら意外とハッキリしているル−ト。そのまま真っ直ぐ登って行く、、、途中から大きく左に曲がりながら道は続く【34】、、、ますます生い茂る潅木の中を分け入って、、、 ↓間もなく、目前のガスの中に迫る“牌額山”【36】。早くも頂上付近に立つ先発隊長【37】。いよいよピ−クを目指してガレ道を登り出す【38】、、、直ぐに頂上手前まで至った【39】。北側下、雲間に広がる“赤徑”の海【40】が素晴らしい、、、頂上は笹薮!、、、北東側の“シャ−プピ−ク”は完全に雲の中【42】 ↓“赤徑”の海の先に広がる“大灘海峡”(Tai Tan Hoi Hap)【43】。“牌額山”400m頂上には三角点はなかった。低く垂れ込めた雲とガスっぽい天気だが予想以上に素晴らしい眺め! 記念写真を撮ったら西側に向かう尾根を下り始める【45】、かなりの急坂! 左手遥か下の谷を走る道が“鹿湖郊遊徑”【46】。急坂下りが終わったら尾根伝いにそのまま前進、、、右手前方に広がる雄大な山並み【48】、これからあの尾根を行くのだ! 間もなく前方に小高いピ−ク【49】。 ↓“牌額山”の尾根に連なる最後のコブ山【50】、この頂から左手南側に下ると“鹿湖郊遊徑”に合流して“大枕蓋”へのル−トに繋がる。この付近から眺めた“赤徑”と“大灘海峡”も実に素晴らしい【51】、この景観をバックにJapan-OGは一人で【52】、そして仲間達と記念写真一発!【53】。このコブ山頂上から眺めた南側の雲に隠れた山が“大枕蓋”【54】、そして東側には今降りて来た“牌額山”【56】 ↓これから先は北側の“北潭凹”までの尾根道! 小さなコブを登ったり下ったり三度、四度、、両側に広がる高原の眺めを満喫、幸い小雨も降らず涼風に身体を委ねながらの下山が続く。但し所々足元の赤土泥濘には参った!、、、正面にはMHT-3-最初の山“牛耳石山”(Ngau Yee Shek Shan)【60】、右手東側に迫る筈の“シャ−プピ−ク”の威容は残念ながら雲の中!【62】、西側遠方は“西貢”の海【63】 ↓尾根高原のアップダウンが続く、、、正面の小高いピ−ク、あれが最後のピ−クだ!【65、66】、、、泥濘道の下りは滑りやすく、皆二度、三度とズッコケ! 靴とズボンを汚しながらの奮闘が続く、、、最後のピ−クを登る途中、“シャ−プピ−ク”をバックに撮ってるつもり?【68】、もし好天なら⇒こんな背景です。 ↓実はもう一つ小さなコブが有った【72】、、、ここまでの尾根歩きは以前何回も歩いた“大枕蓋”への逆行コ−スだが、その途中が左手下を走る山麓ル−トだったのでこれほどの雄大な感じはしないが、今日のこの尾根下りは実に素晴らしい! 最後の泥んこ道を用心しながら下る一行【73、74】。右手直下に“土爪坪”の海が迫った頃【75】、高原尾根歩きも終り、潅木の中のこれまたドロドロ赤土の下り【76】、誰かがズッコケたッ!、、、やっとバス道路近くの小広場に降り立ってホッ!【77】 ↓バス道路に到着、“北潭凹”だ!【78】、道路の向かい側に立つ標識はMHT-2-の終点、つまりステ−ジ3のスタ−ト地点【79】。バスで“西貢”まで約30分、今日は久しぶりにMrs.Susannaのステ−キハウスへ。スペアリブ、その他、ビ−ルと赤ワインでいつものとうり盛大な打上げでした。(食事風景の写真が何枚か大ブレ! 酔ってたかな?) |
Japan-OG、T.Reikoさんを迎えての今日のハイキング、出発時は霧雨小雨模様で心配したが、その後は幸い小雨も降らず、無事に予定のコ−スを歩く事が出来ました。曇ってた割りにはガスは薄く、空気も澄んでいて思ったより素晴らしい景観を楽しめました。それにしても今日の泥んこ道で靴はもちろん、ズボンまで泥だらけ、後の始末が大変だ! 私ャ−自分でやらないから良いけど!(^_^)
⇒Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!) 過去の関連レポ−ト ⇒ [2004年4月9日] 鹿湖郊遊徑〜牌額山 ⇒ [2005年3月20日] 大蚊山 (Tai Mun Shan) ⇒ [2005年10月11日] 大枕蓋 (Tai Cham Koi) |
『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が好きな人はいつでも参加下さい!』 『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由です!』 |