[2005年10月11日] 大枕蓋 (Tai Cham Koi)
≪北潭凹〜西貢萬宜路≫

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コ−ス=MTR鑽石山-(Bus.96R)-北潭凹-大枕蓋-西湾路-西貢萬宜路-
-(Taxi)-西貢

参考資料=「西貢及清水湾 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約二年ぶりの“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park)内の山“大枕蓋”(Tai Cham Koi) 408mへ。実は今年1月に他のコ−スを行く予定のところ、交通規制で止むなくこの“大枕蓋”を“西貢萬宜路”(Sai Kung Man Yee Rd.)〜“北潭路”(Pak Tam Rd.)の“[魚即]魚湖”(Tsak Yue Wu) コ−スで歩いたが、あの日は濃霧で全くの手探り登山だった。一昨日9日(日)から中一日おいて今日は香港の休日“重陽節”。参加者は久しぶりに少人数の5名! 暑さもチョット和らぎ久しぶりの良い天気! 気温30度湿度75%、真夏のあのウダルような猛暑は過ぎたようだ。

地下鉄“鑽石山”(Diamond Hill) 駅構内上に有るバス停から96Rのバスで約一時間もかかって“北潭凹”(Pak Tam Au) で下車。西貢東や西貢西方面の山登りはこの交通アクセスで時間をくってしまう。乗客は若い香港人の行楽客やハイカーなどでほぼ満席。“北潭凹”はMHT-3-の出発点でもあり、ここで下車するヤングハイカ−の殆どはMHTのコ−スを歩くが、我々ロ−トル登山隊は彼らとは反対側の東側内陸部へ向かって歩き出す。軽いピ−クを二つ、三つと越え、その後は山麓の緩やかなスロ−プが続く道を歩き、快晴で素晴らしい周囲の風景を楽しみながらやがて“鹿湖郊遊徑”(Luk Wu Hiking Trail) との交差地点に到着。

ここからまた登り坂が続き、出発して一時間半ほどかかって目的地の“大枕蓋”頂上に立つ。ほぼ快晴の空! 360度の素晴らしい景観に、ほとんど今日初めてこの山に登った仲間達も大喜び! 下山は南側の人口湖“萬宜水庫”(High Island Reservoir) 方面に向かう。ガレ道を下って“萬宜水庫”ダムの北西側最奥部“西貢西湾路”(Sai Wan Rd.) と“西貢萬宜路”(Man Yee Rd.) MHT-1-との交差地点に降り立った。この交差地点で6Km弱の歩くを終え、東屋からすぐにタクシ−を捉まえそのまま“西貢”へ直行! お馴染みステ−キ・ハウスで最後の打上げでした。
(注:MHT-3-、-1-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-3-、-1-)

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↓”北潭凹”のバス停斜め前、MHT-3-始点とは反対側の東屋で出発前の記念写真【写真No.01】、東屋裏手の林を抜けて【03】、、、いきなりガレ道登りが正面のピ−クまで! 最初のピ−クから振り返ってみるとMHT-3-の“牛耳石山”(Ngau Yee Shek Shan)【05】、頂きまで続くMHT-3-が見える。 左手下は“土瓜坪”(To Kwa Peng)”の湾【07】

↓また前方に次のピ−ク! そして一旦ガレ道下り、、、二番目のピ−クから見た光景、左手東側に切っ先鋭い嶺は“シャ−プピ−ク”と“赤徑”(Chek Keng)の湾【10】。今歩いてきたル−ト【11】と南西側には“西貢”の海と島々【12】。小さなコブを越え、、、前方右手には目指す“大枕蓋”【13】。登っては下り、、、

↓下ってはまた登る小アップダウン行が続く、、、“西貢東郊野公園”内陸部、雄大な山並みが続く絶好のハイキング・コ−ス! またまた一旦下って三つ目のピ−ク肩を目指す。距離的にはここの登りが一番長い。ガレ道登りが続いてやっと肩まで登りつく。“シャ−プ・ピ−ク”をバックに撮ったつもりだったが?【19】、、、この後、山腹のスロ−プを経て、、、(紫色が苦手なデジカメだが、巧く撮る要領が解ってきたぞ〜【21】)

↓再びその美景を現した“シャ−プピ−ク”と“赤徑”の湾【23】、この写真はPC壁紙にピッタシ!、、、さらに登って次はこの標識【24】から右手の山裾脇道に入る、、、やがて再度左手の山の肩付近に到着、間近になった“大枕蓋”【27】。ここからチョット下って”鹿湖郊遊徑”との交差地点に合流【28】

↓この三叉路の標識【29】の“萬宜水庫”方面に直進、これより最後の登りが”大枕蓋”まで続く。一しきり階段を登り切った所から振り返ると“牌額山”(Pai Ngak Shan) と裾野を走る“鹿湖郊遊徑”【31】、、、緩やかな登り坂が続く、、、最後のガレ道を登って頂上408mの三角点にタッチ! “萬宜水庫”をバックに熟女二人!【34】、、、そして記念写真二発【35、36】

↓素晴らしい景観が広がる! “西貢”の海と島々【37】、広がる雄大な山並み【38】、“萬宜水庫”の手前のダム付近【39】、さらに一番奥にあるダムまでも見える【40】。“西貢”の“夫婦島”ならぬ“大洲”(Tai Chau)、“尖洲”(Tsim Chau) の二つの小島【41】、先ほどの“牌額山”とその向こうに“大蚊山”(Tai Mun Shan) とチョッピリ“シャプ−ピ−ク”の頭も【42】

↓景色を堪能して下山開始、緩やかなスロ−プと所々歩き難い急なガレ坂道が続く【44】、、、近づく”萬宜水庫”ダムと対岸の山は“大蛇頂”(Tai She Teng)【45】、、、コブを二つ、三つと越えては下り、下っては越えて、、、この道の先にもう二つ【48】、あれが最後のコブだッ!、、、いよいよ間近に迫った紺碧の人口湖【49】

↓最後のガレ道を下る一行【50】、、、階段を登って最後のコブを越えたら、、、その真下は“萬宜路”と”西湾路”の交差点広場の真上に出た【51】。休憩東屋、ここは“萬宜水庫”ダム北西側の最奥部だ。ここで今日の歩きを終え、幸い直ぐに来たタクシ−に飛び乗って一路“西貢”へ。お馴染みステ−キ・ハウスで最後の打上げ!

この“大枕蓋”って変な名前の山だが、山そのものより何となくコ−スが好きだッ! 簡単な割には適当な変化もあり、何といっても天候さえ良ければ周囲の雄大な景色がバツグン! 今日のコ−スと合せ、“鹿湖郊遊徑”から“牌額山”を経由しての登下山コ−スも面白い。

過去の関連レポ−ト
[2005年1月30日] 大枕蓋 ≪西貢萬宜路〜北潭路([魚即]魚湖)≫
[2003年9月28日] 大枕蓋 ≪北潭凹〜西貢萬宜路≫

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