[2005年1月9日] 水牛山〜石芽山
(Buffalo Hill〜Shek Nga Shan)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR.彩虹-(MiniBus)-西貢(菠蘿峯路)-大水井-昂平-芽坪-
-水牛山-石芽山-女婆アウ(牛凹)-花心坑-黄泥頭-(Bus)-KCR沙田

参考資料=「西貢及清水湾 郊区地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
2005年ハイキング第二弾、今日9日は久しぶりに“水牛山”(Buffalo Hill) 606m に登る。実に1年9ヶ月ぶり! 朝から気温17度、湿度74%、最近では暖かい天気だが相変わらずうす曇でモヤがかった天気。集合場所のMTR“彩虹”(Choi Hung) 駅に集まった仲間は全部で8名。先週初めて参加された親子連れ、今日はお父さんと小学三年生の息子さんが二回目の参加。当初の予定では“水牛山”と隣の“黄牛山”(West Buffalo Hill) 604m を経由して“石芽背”(Shek Nga Pui) からMHT-4-へ、さらに“大老山”(Tai Lo Shan)からMHT-5-を“沙田パス”(Sha Tin Pass) 方面に下る、、、と云う“馬鞍山郊野公園”(Ma On Shan Country Park) 内の丘陵地帯を少し長歩きしようと計画していたが、、、?

MTR“彩虹”からミニバスで“西貢”(Sai Kung) の二つほど手前のミニバス停“菠蘿峯”(Po Lo Che)が今日のスタ−ト地点。車道の坂道から“黄竹山新邨”を経て、“大水井”(Tai Shui Tseng)の“馬鞍山”方面への登山口に至る。民家の裏の階段登りから始まり、岩や石ころだらけの荒れたル−トを登って行くとやがてMHT-4-、“昴平高原”の端っこの峠に着く。ここからトレ−ルコ−スに沿って、中腹の平坦な山道を途中名も無き三角点に寄り道しながら“芽坪”(Mau Pin) 方面へ至る。そこからいよいよ“水牛山”の麓までの登り坂! 階段と平道を繰り返しながら山間の長〜い登り坂が続く。やがて“Buffalo Pass”と呼ばれる“水牛山”直下の峠に到着、そして急坂の細道を登って頂上へ。天気が悪く遠望はほとんどダメ!

“水牛山”頂上からガスに曇る周囲を眺めていたら、当初予定していた目前の“黄牛山”〜“石芽背”方面に行くより北側に細く切り立った屏風の様な尾根と壁面を見せる“石芽山”(Shek Nga Shan) の方が面白そう、となって予定変更! 早速“水牛山”との間の小さなピ−クを二つほど、アップダウンを繰り返しながら進む。山火事か、野焼きした後か知らないけど山肌が露出した山腹路を進んで“石芽山”の直下まで来たら地図上は頂上を避けているが、焼けた山腹にガレ道が直線的に頂上まで伸びている。このガレ急坂を登って“石芽背”の頂上540m に登り着いた。帰路は同じガレ道を下り肩下から地図上の点線ル−トに沿って北西方面へ伸びる尾根道歩き。前回2003年4月13日はこの途中から左折、地図上点線ル−トのとおりに“花心坑”(Fa Sam Hang) を目指したが、今日は初めて地図にル−トはないものの、直進する細道をそのまま進んでみた。切り立った断崖の上から見た周辺の雄大な裾野のスロ−プが真に絶景!

やがてコブの上、大きな岩場まで来たらここからイキナリ急峻な下り坂。大岩の間のガレ坂道を恐々下ってやっと麓の潅木を抜けて降り立った所は“女婆山”(Nui Po Shan) への登山口、"女婆アウ”(Nui Po Au)、“牛凹”(Ngau Au) の峠だった。あとはこの山間ル−トを下って“花心坑”の村落を抜け“黄泥頭”(Wong Nai Tau) のバスタミナ−ルに着いて今日の歩きをFinish! 約9q程のアップダウン行でした。バスで“沙田”(Sha Tin) まで移動、いつものようにKCR“沙田”駅ショッピングモ−ル内、6名で久しぶりに日本食での最後の打上げでした。
(注:MHT-4-、-5-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-4-、-5-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓バス道路“西貢公路”途中の“菠蘿峯”【写真No.01】が今日の出発点。この坂道を登って行き、最初の三叉路を左に進むと“黄竹山新邨”【04】。ここの民家の裏にあるこんな落書き【05】の横が“馬鞍山”方面への登り口だッ! 案内板横の段差が低い階段登りからスタ−ト。一しきり階段を登りつめたら次は石ころだらけの坂道登りが続く【07】

↓岩や石ころだらけの荒れたル−トを登って一休み【09】、ここは既に高度300m 程の地点。後ろに広がる“西貢”の海の美景も今日はこんなガスの中【10】、前方右手(東)には“ピラミッドヒル”とその右の“馬鞍山”【11】。この辺りから周囲一面焼け野原? いつもは緑豊かな高原なのに、こんな化粧なしスッピンの荒れ肌は初めて見た! その荒れ肌のシワに沿って登って行く【12】〜【14】

↓やがてMHT-4-“昴平高原”の端っこに位置する峠の標識点に着く【15】。ここからトレ−ルコ−スに沿って、山中腹の平坦路の歩き、、、前方には目指す“水牛山”とその右“石芽山”【17】。山裾の曲りくねった道の最後付近、右側に名も無きピ−クの三角点に寄り道【18】。ここも草木が枯れていたから三角点が見えたが夏場などは見えない。ボクちゃんを三角点上に乗せて記念写真【19】。この後ル−トは下り坂となって直ぐに“芽坪”に到着【21】。正面の広場の奥から、、、

↓“芽坪”の広場奥左手の階段を登り出す【22】、、、山間の登り坂が続く、、、正面右手には近づく“石芽山”【25】、そしてふと振り返れば今歩いて来たル−トと、その向こうガスに霞む“馬鞍山”【26】。段差の高い石段途中で立ち止まりそんな風景を眺めながら、、、、林道の登り坂は続く、、、。

↓長かった登り坂もやっと終点、“水牛山”の麓“Buffalo Pass”に到着【29】。ここで小休止の後、目前の“水牛山”へのアタック開始【30】、、、急坂の細道が真上の岩場まで続く、、、ボクちゃんは早くも岩場到達【32】。“連れ合い”もやっと岩場を越した【33】、先頭部隊は早くも頂上【34】。この位置から見た左手のピ−クは“黄牛山”、小さく三角点も見える【35】

↓“水牛山”頂上から北側に望む“石芽山”【36】、あの切り立った尾根と壁面を見たら予定変更して登ってみたくなった。ボクちゃんも中々元気そうだし! 記念写真を撮り終えて早速出発! 尾根伝いの道を行く一行【39】〜【41】。“水牛山”との間の小さなピ−クを二つほど、アップダウンを繰り返しながら進む、、、徐々に近づく“石芽山”【42】

↓いよいよ目前の“石芽山”【43】、ここも何故かスッカリ焼け野山! しかしお陰でル−トがハッキリ見えるのは良い。一旦ガレ道を下り、、、“石芽山”の左手遠方に見え出した山は“女婆山”(Nui Po Shan)【45】。“石芽山”手前のコブ山の右手、斜面の細道を迂回中【46】、この頃先発隊長は独りそのコブを超えて早くも“石芽山”への登坂中! 懸命に滑りやすいガレ坂を登る一行【47】、【48】。そして遂に頂上540m に到達!

↓“石芽山”頂上540m は三角点もなく焼け野原の殺風景そのもの、そこで記念写真を撮り終えたら早々に元来た道を下山。♪登りは良い良い下りは怖い♪【52】、その下の道を右に行くと地図上の点線ル−ト、二つ、三つのコブ山の尾根歩きとなる【53】。方角は北西方面、正面の山は“女婆山”【54】。左手は雄大な山麓と谷間の向こうガスに霞む“沙田”の街並み【55】。そのまま直進したらどうやら最後のコブ岩【56】

↓この岩場を越えたらイキナリ急峻な降り坂【57】、かなりの急傾斜で岩の間の細道からガレ道に変わっても急降下が続く、、、そして、、、やっと麓に降り立った【58】。ちょっと一休み、オヤッ?トカゲか、はたまたイグアナか?【59】、【60】。真正面の“女婆山”を見ながら麓の小道を下る、、、近づく“女婆山”の手前、あの突っ立っている岩が名物“シンボル岩”【63】! この意味わかるかな?(^_^)!

↓草道を下り切ったら交差標識点、“牛凹”の峠だ【64】。ここを右に下ると“梅子林”(Mui Tsz Lam)へ、正面の坂を登ると"女婆アウ”から"女婆山”へ至る中継点。我々は左手“花心坑”に向かって林道の下り坂を行く【65】、、、間もなく林道は終わって舗装小道【67】、前回2003年4月の時はこの近くに降り立った、、、“花心坑”の東屋で最後の小休止【68】。後は坂道を下って“黄泥頭”のバスタミナ−ルに到着【70】。ダブルデッカ−で“沙田”まで!

↓KCR“沙田”駅ショッピングモ−ル内、6名残ったので久しぶりに日本食にするかッ! と流行の和食チェ−ン店に入ったのは良かったが、味は不味いしビ−ルも高い! さらにサンミゲルビ−ルは途中で在庫切れ! やっぱりハイキング帰りにこんな店には入るべからず! 反省!

今日二回目参加の親子連れ、小学三年のボクちゃんは予想以上に健脚だった。距離はそれほど長くはないが、結構アップダウンも多く、途中ガレ道や急な下り坂も有ったので気にはしていたが全くの杞憂だった! ひょっとしたら大人よりも元気だったかもね!

それにしても今日のコ−スと云い、最近のハイキングで気が付くのはアッチコッチで山火事の後か、それとも野焼きの後か? 草木が焼けてしまっている箇所がやたら多いな〜!結果的にル−トは見えやすいが!
新芽が早く出るように敢えて野焼き? そんな事わざわざする筈もないだろうし、、、。昨年秋以降、比較的乾燥気味な天候が続いているのでやはり山火事のような気もするが?? 

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト (今回のコ−スとはル−トが一部違いますが!)
[2003年4月13日]黄牛山〜水牛山〜石芽山
[2002年12月15日]女婆山(Nui Po Shan)
[2004年4月18日] 女婆山(Nui Po Shan)

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング