今時手書きで会社定款?

節税できる? 中年ライターの会社設立奮闘記 第4回 いよいよ定款をつくってみる (2007/10/23)

今回は定款作りらしい。

読むと、どうやら手書きで自分で定款を作った様子。頑張ったのはいいのだけど、残念ながらそれでは損をしてしまう。今時だと、「電子定款」という方法を使うと、定款に貼る印紙代の4万円が節約出来る。自分でやれば4万円の節約になるのだが、電子証明書が必要とかいろいろ設備に金がかかるので、行政書士事務所に頼むことになる。そして、行政書士事務所では、その差額を原資として2〜3万程度で定款を作ってくれる。場合によっては、その他の会社設立一切の書類を作ってくれたりする。つまり、

電子定款で行政書士にお任せした方が安くつく

のである。そして、もちろん「餅は餅屋」だから、こちらの不備のフォローもしてくれる。それに、

定款に実印を押さなくていい

のだ。これは結構な手間だからね。

実は私も会社関係の申請の一切合切を自分で作ったのだが、定款に関しては行政書士を使った。電子定款というシステムは最近のものなので知らなかったのだけど、「会社作るのにどうやりゃいいんだ?」と適当なキーワードでぐぐったら、「電子定款なら安い」みたいな広告がバンバン出て来るので、そういった方法があると知った次第。

こういったのは、「自分は素人でよくわからん」という自覚を持ってぐぐれば、すぐに出て来る。件の記事の記者は、おそらくは本屋で申請書や「会社の作り方」みたいなものを見たのだろうと思うのだけど、「とりあえずぐぐる」という姿勢は知らないことの知識を得るために大切だ。まぁネットの情報は鵜呑みには出来ないってのが厄介ではあるけれど。