黒箱

やっとこさファイルサーバを完全移行出来た。

前のファイルサーバはお払い箱に。つか、第二のオーナーの元にいつでも出せるようになった。

新しいサーバは、最大ディスク塔載数30本。現時点で9本。蓋を開けないで15本まで増やせるようになっている。

正面

中身は、

中身

こんな感じ。SATA 15台分の配線がすごいことに。

5本1段のベイを3つ入れてあるので、1段でRAID5にして、3段をlvmにしてある。転送速度は、大雑把に分速2GBくらい。SATAのインターフェイス速度からすると遅く見えるが、大量のコピーの時にはインターフェイスの速度よりもメディアの速度の方が見えて来るから、まぁこんなもの。これでもATA133 250GB(MaxLine II)を使っていた前のファイルサーバと比べると、3倍近いパフォーマンス。

結局、PMPがあっても大した律速の原因になっていない。そういった意味では、この構成はお勧めかも知れない。

lvmにはRAID0みたいなstripingという機能があるのだが、領域拡張の時に厄介なことになるのでやめてしまった。まぁstripingが有効なのは巨大なシーケンシャルファイルの時だけだから、あまり意味もないし。

なんだかんだで、総工費は30万を超えてしまった。そこまで大きくなってしまった原因は、

  • SATAカードを余計に買ってしまった
  • 結構小物に金がかかる(PMPはいい値段だ)
  • ベイも結構いい値段(C/Pと絶対値は違う)

なんてことで、要するに単価の安い部品を甘く見ていたということ。まぁいろいろ勉強になったからいいんだけど。このノウハウを元に、NASでも作って売るかね?

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