さらにOSC

まだこのネタで引っぱるわけだが。

最近の私は、いわゆる「こみゅにてぃ活動」には、ほとんど参加していない。それは、

「やー、だってヲタっぽくて閉鎖的でしょ。あの内輪ノリに関わるのはどうもね」

ってことなわけだ。

もちろん、かつての私は「こみゅにてぃ活動」なるものの中心にいたわけだし、そういった内輪ノリそのものが嫌いだってわけじゃない。ところが、「まー、しばらく表から消えておこう」と思って、仕事ばかりするようになってそのまま数年たったら、もう入り込めなくなってしまったというわけだ。

「入り込めない」というのは、もちろんこちら側にも問題があるわけだけど、それはとりあえず棚上げしておいて、「入らせてくれない」側の問題(?)を指摘したいと思う。

最大の問題は、「今そこにいる人達だけで突っ走る」ということだ。「しばらく消えておく」な人も「これから」の人も、「今そこにいる人達」ではない。一方「やり続けている人達」は、そういった人達のことはまるで眼中になく、突っ走ってしまっている。そうなったらもう途中から飛び乗ることは不可能になってしまう。

「停車している電車」に乗るのは誰でも出来るのだが、「走り出した電車」に途中から飛び乗ることは不可能だというのと同じだ。走っている電車に乗っている人は別に何をした訳でもなく、乗っているだけなのだが、外の人達からの相対速度はどんどん上がって行く。そういった現象が置きてしまっているわけだ。

これはもう、そういった「進んで行くもの」にはつきものの、ある意味しょうがないことではあるんだが、まー何にしろ「途中から乗る」ことは出来ない。そして、さらに悪いことには、「走っている」という満足感と「早くその先に行きたい」という願望とがあるものだから、途中から乗りたそうにしている人達を置き去りにしてしまっているのだ。これ自体は悪いというつもりはない、「進んで行くもの」にはつきものの宿命なのだから。

それに「進み行く側」の論理に立てば、「途中から乗っておいてデカい顔されてもねー」な部分もあるだろう。それはまぁなんだかなぁと思うことではあるけど、誰しも思うことなんだから責めるべきことではない。

そういったあたりのことを考えると、こういったイベントは「駅」のようなものだと思うべきだ。そこで新人発掘やら、旧人復活やらをする機会なのだ。そこでは速度を落として「乗りたそうな人」やら「乗せたい人」やらを引きずり込むことをするべきだ。乗り込ませないまでも、「車内見学」くらいはさせてあげるといい。

だから、イベントの時のブースを「内輪ノリの場」にしてしまうことには、ちょっと問題を感じるわけだ。もうちょっと「人前に出ている」ことを意識して欲しい。「客引き」までしろと言うつもりもないが、「ブースで黙々とチャットをしている」みたいなことは控えた方がいい。

まー、たまにはハメを外して、「内輪ノリ」だけで盛り上がりたいなーな気もするけどね。