正月に郷里からもらって来た、郷里で作ったダイダイがある。
これを絞って炭酸水(コントレックスの炭酸版)を入れて飲む。酸っぱいだけではなくて、随分と「味」がある。
郷里で作ったレモンもあるのだが、こっちは酸っぱいだけだ。もちろん香気はあるのだが、味は酸っぱいだけ。味だけで言うなら、クエン酸を使っても大差ない。まぁレモンはそういったストレートな酸味に価値があるのだろうけど(実際にはちょっと甘味がある)。
ダイダイの方は味から推察するに、アミノ酸もそれなりに含まれている感じだ。酸味以外の味も随分と濃い。うちの郷里ではユズよりもダイダイの方が旨いものとされ、鍋の時にはユズよりもダイダイを使っていたが、今頃になってそれを納得する。
やっぱり食材の味を知るには、なるべくrawな形で食ってみるのが一番のようだ。