韓国って馬鹿かも知れない…

私が嫌韓厨でないことは皆さん御存知のとおり。

かつては親韓だったのだが、今はいろいろアレなこともあり、「知韓」くらい。まぁ何にせよ、どこの国であれ、無条件のその国を嫌うような馬鹿げたことはする気がない。しかし、今回ばかりは開いた口が閉がらない。

モンゴル便は今の季節は日本との間に直通便はない。韓国(仁川)か中国(北京)を経由する。ほぼ直通に近い運行をするのは、仁川経由のワンストップ便だ。ワンストップとなると、機内で待つのもアレなんで、とりあえず仁川空港に降りてみる。と言っても、外に出るわけではなくて、あくまでもトランジットだ。

ところが、仁川空港ではワンストップの乗客は無条件にトランジットに誘導される。そして、なんと、トランジットでは「検査」がある。そこでは、普通に搭乗の時に行われるのと同じ検査が行われる。

これで何が起きるかと言えば、まず検査での大渋滞である。トランジットで行う検査だからと言って、何か手加減があるわけじゃない。フルコースの検査が行われる。おまけに、検査の口は2つくらいしかない。ワンストップ便の止まっている時間はそうそう長くはないから、ここで検査をされると、その待ち時間だけで、搭乗時間が来てしまう。免税店に行く時間なぞない… どころか、検査を待っている間に搭乗時間だ。

さらに呆れ返るのは、「フルコースの検査」だということだ。手荷物はセキュリティ上、持ち出す人も少なくないだろうが、それが検査の対象になってしまう。その結果が起きるかと言えば、

搭乗した空港の、搭乗検査済みのゾーンにある免税店で買った液体(酒等)が、検査にひっかかる

のだ。そして、当然のように検査のところでモメて、たいていはそこで没収となる。

トランジットで外に出ない乗客が、未検査状態の人と接触することはありえない。つまり、搭乗した空港で検査されてしまったら、それ以降はヤバいものを手に入れることは不可能だ。だから、トランジットのところで何らかの検査をすることは、意味がない。仮に何らかのヤバいものを手にすることができたなら、そこは「内側」なのだから、誰かに手渡しすることは容易だから、これもそこで検査することの意味がない。

「主権国家として、自国を通過する乗客をあらためて検査する」という姿勢が理解できないわけではないが、それは同時に「搭乗した国の検査体制を信用してない」という意思表示でもある。つまり、「ウリナラはモンゴルや日本は信用してないニダ」ということだ。

韓国国内での説明では、仁川空港は「アジアのハブ空港となる」という意義を持っているそうだ。しかし、このようなことをしていたら、いずれ「仁川は経由しない」ということになるだろう。言ってることとやってることが違い過ぎる。いや、それ以前に何のための検査済みゾーンの免税店なんだ?やってる人間の頭の悪さを感じる。もう香ばしいとゆーレベルじゃない。

PS.
これはアメリカでも同じらしい…