OTPリニューアル

OpenTechPressのページが新しくなったらしい。

私はRSSからしか見ないから気がつかなったんだけど^^;

で、あい変わらずチカチカとするバナーがあるので、即攻Adblockに。文字を読むサイトでチカチカするバナーは殺意を感じるくらい邪魔なので、当然のこととしてブロックだ。つまり、まぁ今後FireFoxの環境が壊れたりしない限り、OTPの広告を私が目にすることはないということだ。ちなみに、ブロックの範囲は、http://ads.opentechpress.jp/。つまりOTPの全ての広告がブロック対象だ。

私はそれでいい。しかし、広告主にとってはどうだ?

広告の営業にとっては、ページビューが減ったわけではないから、「弊社は広告メディアとしては…」ということが変わるわけじゃない。まぁ今時はおそらく配信元でもチェックしているだろうから、掲載ページ側のページビューを鵜呑みにするわけじゃなかろう。それで広告営業がいじめられても、まぁ知ったこっちゃない。

ところが、これから広告を出そうと思っている広告主にとっては、「せっかく出したのに思ったほど広告ビューが少ない」というのは、悲しいことではないか?それがまぁ「自業自得」という範囲のことであれば、「もっとがんばりましょう」なのだが、同じメディアの他の広告がチカチカしたために、全部消されてしまった結果だというのは、あまりに悲しいことではないか?

マトモな広告主なら、自分のところの広告が掲載されたページがどんな状態にあるかを見るだろう。その時に「なんやうちより目立ってチカチカするうっとおしい広告があるなぁ」と思ったら、Adblockの類を使おうとしたくなるだろう。そして気がつくだろう。「うちの広告まで一緒に消える」と。

そして、さらに笑ってしまうのは、その「チカチカするうっとおしい広告」は自社広告だということだ。つまり、社内的には1円の売り上げにもなっていない広告のせいで、売り上げの元になっている広告までもブロックされてしまう。広告主がそれに気がついた時、いったいどう思うのだろうか。

web pageの広告はマスメディアの広告と比較して、極端に「視聴率」は低い。その代わり、ターゲットが絞られている。マトモな広告主はそこに価値を見い出して広告を出す。OTPのようなニッチな情報ページに広告を出すところは、それなりに考えて出しているのだろうと思う。だから、ここのページというのは、ある意味「貴重な広告メディア」なのだ。

ところが、その「貴重な広告メディア」が「程度の悪い自社広告」のせいで使いものにならなくなってしまっているわけだ。

広告主がもうちょっと程度が低ければ「どうせかなりブロックされるのだから、ブロックされてない人に対してはアピールを強くしよう」と思うに違いない。そうすると、「チカチカするうっとおしい広告」を入れようとするところも出るだろう。色ももっと派手にするかも知れない。「広告バナーだらけのエロサイト」みたいな広告になってしまうのだ。そうすれば、ますます広告メディアとしての価値は落ち、ブロックする人が増えて行く。

そういったことは、このページの担当者は考えていないのだろうか? まぁウェブの広告の貼られたページは広告主はあまり見ないという話もあるので、気がつきにくいとは思うが。

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