私がどーでもいいことまで疑ったり考えたりするわけ

私はグダグダとどーでもいいことまで考える。

それはなぜかと言えば、「今時の詐欺や煽りは、わかりやすく構成されている」からだ。

かつて、そういったものは、何やら複雑なことで構成されていた。つまり、「風が吹けば桶屋が儲かる」式に詐欺や煽りを「〜だから正しいのだ」と結論つけて納得させていた。そうしないと、「嘘」がバレてしまうからだ。

ところが最近は、そういったややこしいものは通用しなくなって来た。普通は「ややこしいもの」を見ると、「何やら騙されているような気がする」からだ。「風が吹けば桶屋が儲かる」くらい複雑になると、本当か嘘かよくわからなかったりする。だから、「ほーら、こんなに自明なんだから嘘なんてないよね」とアピールするのだ。実際に複雑なものであっても、表面的には簡単でわかりやすい構成にする。人は「わかりやすさ」を求める性質があるので、「わかりやすい = 信じたい」になる。

だからこそ逆に私は、「わかりやすいもの」には「嘘」が隠されているような気がするのだ。

世の中の諸々には、「適度な複雑さ」があるはずだ。極めて単純なものもあれば、やたらに複雑なものもある。「本当の真実」はそれに逆らっていない。複雑なものは複雑に、単純なものは単純になっているのが本来の姿だ。だから過剰に複雑なものや、過剰に単純なものには「どこかで嘘がある」と思った方がいい。

極めて古い時代、円周率はsqrt(10)だと思われていたらしい。そのココロは、「円周率のような重要な数値は単純な値であるはずだ」ということ。今なら当然間違いだとわかるが、その時代はそう信じられていたのだ。つまり、「過度にわかりやすさを要求」したことによる間違いだったわけだ。

そんなわけで、「あまりに複雑なこと」と同じように、「あまりに明快なこと」にも「嘘による誘導」やら「勘違い」といった、「真実と離れたもの」が含まれていると考える方が無難だ。まぁ時には自分の理解を越えて単純だったり複雑だったりするわけだが。

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This entry was posted on7月 8th, 2007 at 15:56:15. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can Leave a response, or Trackback.

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