【QUORA】会社で目指すべき人がいない場合どうすればよいでしょうか?

「人生相談」の類は好きである。まぁ、それは多分「老害」の症状の一つとも言えると思うけど。

この問いと言うか、嘆きはよく聞く。そして、私も経験したこと。

前々職がそうでした。

会社の中に自分が目指す方向の技術者はそもそもあまりいないし、彼等はみな私よりもレベル低い。地方のいわゆる「いい会社」でしたけど、社内にメンターもいなければ、ロールモデルもいない。

じゃあどうしたかと言えば、「外」に目を向けました。「パソコン通信」でネットの彼方にいる「憧れの人達」と会話出来る場を求めました。自分が普段読んでいる雑誌や書籍の著者の多いネットに参加して、そういった「憧れの人達」と会話のきっかけを探したり、そういった人達に注目されるような情報を発信したり。そのうち、そういった「憧れの人達」とタメ口で会話出来るようになりました。頼られたりすることもありました。そういった「憧れの人達」と同じように、私に憧れる人が出て来たり… つまり、外に目を向けたことで、大きく成長する機会が与えられました。

そういったことがなかったら、今頃私は「田舎で偉そうにしてる老害のおっさん」になっていたことでしょう。自分の客観的なレベルもよくわからず(地元にも特に目指すような人はいなかった)、かと言って都会に出る程のモチベーションもなく。まぁそれはそれで幸せだったかも知れませんけれど。

会社なんて社会の部分集合に過ぎません。会社に目指すべき人がいなくても、社会にはいるはずです。それでもいないなら、「我こそは先駆者」となれば良いのです。

大事なことなのでもう一度言いますね。会社なんて社会の部分集合に過ぎません。