毎度の「極言暴論」否定(not 批判)。
まぁ、今回は言いたいことやいらだちもわからんではない。
でも、時々記者達にも言って来たことなんだけど、
日経BPの記者はオオカミ少年
に分類されているのだよ。だから、いきなり「俺達はオオカミ少年じゃない」とか言っても、
クレテ人は嘘つき
と言ってるようなもんだ。つまり、「それも嘘でしょ」としか思われない。「多数の氷山が浮かぶ海域に入った」とか言われても、「それも以前も言ったよね」でしかない。いくら詐欺師に騙されるお人好しでも、いつまでも「今度こそ本当です」とか言われ続けていたら気がつくものだ。それくらい日経BPの「煽り記事」には信用がない。
「それも嘘でしょ」と思われないためには、
具体的なエビデンス
は最低でも必要。「クラウドの時代になって」とか、単なる「雰囲気ワード」で信用してもらえるほど、あなたがたの信用はないし、「技術者」は浅はかではない。むしろ、そういった「雰囲気ワード」であわてる「技術者」は、「業界の雰囲気」のふり回されがちなんで、あまり頭が良いとは言えない。
ここで具体的なグラフでも持って来て、
「クラウド化の進行と従来型SIの売上には強い負の相関がある」
みたいな話になれば、そりゃみんな本気になるだろうし、そういったもので動かない「技術者」はヤバいと言っていい。まぁ、当然そんなグラフが出て来ても、
「因果が逆でね?」
とか
「疑似相関じゃね?」
とかつっこまれるのだろうけど、そういった「つっこみの俎上」に上がれるようになるだけでも、進歩と言うものだ。
今だと、
「また馬鹿オオカミ少年が騒いでる」
としか思われてないのだから。
というのはさて置き、同じITProの「暴言」であっても、「谷島さんの連載」とか「馬場さんの連載」とかは納得しながら読める。谷島さんは業界内のSEの人気はイマイチなのではあるが、そういったdisを目にした時には弁護をするくらい、業界長くいた目からは納得感がある。谷島さんも結構乱暴なことを書いていたりするから、件の人は
プチ谷島気取り
なんだろうが、私の目には全く違うものに見える。何が違うとか、教えてくれと頼まれたわけじゃないから書かないけど、まぁ一言で言ったら、
愛が感じられるかどうか
ということね。愛のないdisは、単なる中傷に過ぎない。愛があってすら、そう思われるのに。