池の端根津方面

池の端は税務所までしか行ったことがない。

その先は未知のゾーンだ。車で通ることもないし、だいたい行ったり通過したりする理由がない。おまけにあまり面白そうでないと思い込んでいたので、散歩でも行かなかった。

税務所を過ぎてしばらく行くと、例の「もみの木ビル」がある。用がないのであまり近くまで行ったことがない(無縁坂の方から見たのが一番近く)ので、一度近くで… と思って撮った。

「もみの木ビル」(1)「もみの木ビル」(2)「もみの木ビル」(3)

画像で見るとどうということはないが、実際に行くと圧倒される。おまけに、崩れ落ちて来そう(そう古くはない)で近くにいると不安になる。それを警戒してか、正面には池の端交番がある。

隣にもっと高いビルがあるのだが、その下ではそんなに恐怖を感じない。

もっと高いビル

やっぱりあの形状は異様だ。菊竹事務所が何と言おうと、とっとと取り崩してしまうのが、その付近を通る人達の精神衛生上良いだろう。建築家のアートを理解しないでもないが、あのビルだけは勘弁してもらいたい。幸い、解体工事が2月1日より始まるという看板を発見して安堵する。

解体工事のお知らせ

そのまま不忍池の回りを歩いていると、根津駅が300mという案内を発見する。

根津駅への案内

根津には「根津のたいやき」なるものがあって有名らしいのだが、うちから根津は遠いような気がしていた。ところが案内によると、実はそう遠くないということに気がつく。それなら行かねばと、根津方面に向かう。

不忍通りをそのままどんどん歩いて行き、途中ちょっと言問通りに浮気

王林寺のシイ

をしながらも不忍通りを行くと、「根津のたいやき」なる看板を発見する。

根津のたいやき

午後に行くと売り切れがどーとかという話を聞いたことがあるが、お昼前なので楽勝だった。並ぶ人もない。

根津のあたりは街全体が「下町」を主張していて、昭和の香りがする。場所によっては大正の香りまでして来る。

大正の香り(1)大正の香り(2)大正の香り(3)

寄り道すると面白そうなものも多数あるので、「面白そうでない」ということは完全に否定された。また行ってみるのも面白そうだ。

先日、「キョリ測」は歩いたコースをURLにして表示できるということを発見したので、今日歩いたコースを記録してみる。