病人食はhackである(1)手軽かつ安価に野菜を食う方法

とにかく野菜を食えという話なので、野菜を食うことを考える。1日300g、出来れば350gとかそれくらい食えとのこと。

自炊するとわかるが、野菜というのは

贅沢品

である。肉だと満足するのは簡単で、普段の食事だと200g、がっつり肉ばかり食っても500gもあれば、だいたい満足出来る。2~300円くらいだ。ハナマサで鶏ムネだと、200円もしないけど。

同じことを野菜でやろうと思うと、これはかなり大変だ。もちろん、「キャベツと大根」みたいな嵩ばって安いものもあるのだが、「野菜食え」という文脈で語られる野菜は、種類もいくつかだし、青いものが必要だし、「満足」するためには結構な量が必要で、100gや200gではぜんぜん満足出来ない。また、廃棄物も結構出る。

今年は夏の天候不順のせいで、今の時期はアホみたいに野菜が高い。

そんなわけで、野菜を食うというのは、なかなか難しいことだ。

ということで困ってばかりいてもしょうがないので、どうしたものかとハナマサの中を歩いていてひらめいたことがある。まぁ、「ひらめいた」とか大袈裟なものでもないのだけど。それは

冷凍野菜

を食うことだ。

ハナマサの冷凍野菜は安い。500gが200円くらいで、いろんな種類のものが売っている。しかも、大きさもちゃんと揃っていて、調理する時に特に包丁を使う必要もない。実に手軽で安い。

食べるのも簡単で、シリアルを計るように適当な器に目方を計りながらざらざらっと入れるだけ。これを解凍してドレッシングでもかけて食えば、ちゃんと野菜が採れる。

「病人食」としては、「ドレッシング」のところに工夫が欲しいし、毎日

温野菜サラダモドキ

ばかりでも飽きて来るので工夫が必要ではあるが、「とにかく野菜を食え」という命題については、「冷凍野菜を食う」ということで、かなり解決がつく。

必要なものは冷凍庫と電子レンジ

なので、「自炊はちょっと…」とか思っている人であっても、苦になることはないと思う。これだけで食生活が大きく改善される。