最近近所のローカルコンビニチェーンの店が吸収合併され、ローソンのチェーンとなった。ローカル資本は商売が下手であるし、ローカルであることの不愉快さがあるので、あまり好きではない。だから、この手のローカルなものが大手中央資本に吸収されることは大歓迎である。
ローカルな商店なぞ
さっさと潰れればいい
と思っているくらいである。
ところが、このローソン。実に商売が下手である。中央では色々頑張っているつもりなのだろうが、ローカルではロクなものではない。店員(どうせバイト)の態度も不愉快だし、何よりも
品揃えが悪い
のである。前のチェーンの時は、仕入れが下手だったのだろうとは思うが、結構変なものが置いてあったりして重宝していたのだが、ローソンは売れ筋商品の選別がちゃんとしているのだろう。そういった
変なものは置いてない
実は私がローカル資本の商店が嫌いなのは、
今日売れるものしか置いてない
ということも理由の一つである。ちょっと変なものはまるでない。文化的な拡がりも、商品仕入れの研究もしないで、単に大手問屋の言うままに商品陳列し、自ら商売をすることを放棄している。これがローカル商店のいけないところである。
確かにローソンは大手チェーンであるから、商品研究はちゃんとしているのだろう。独自商品などもあるし、それは評価する(弁当がマズいのはいけないが)。しかし、あまりに売れ筋商品を研究するあまり、結局のところ「今日売れるものしか置いてない」ことになってしまっているのである。これでは、元の仕入れの下手なチェーンの方が、品揃えが面白い分だけ良かったように思う。だから、「ちょっと暇だから行ってみようか」とはならず、「まぁ仕方ないからコンビニで買うか」としかならない。確かにコンビニの存在意義はその辺なのだろうが、田舎にとってはそんなに嬉しいことではない。商品を厳選するのも程度ものなのである。