2chirc.netと2chbbs.net取得

スレにいろいろ晒されてるわけだが。

「2ちゃんの万一の事態」に備えて、とりあえずそれっぽいドメインを取得した。既に2ch ircに関しては、2chirc.netでも見えるように設定した。

「2ch.netの差押え騒動はひろゆきとZakzakのネタ」という話もあるようだし、ドメインの差押えが果して法的に認められるかどうかの議論もあるのだが、「備えあれば憂いなし」ということで、「万一に備えて」ということで取得しておいた。 必要とあれば、いつでも「2ちゃんのため」に使って欲しいと思っている。

とゆーか、こんなドメインを「私用」で取る度胸は私にはない。一歩間違えればvipperの格好の「ネタ」だ。そんなリスクのあることは、賢い奴はしないものだ。

じゃあなんで取ったかと言えば、「2ちゃんなもの」が消えてしまいそうなことが嫌なだけだ。2ちゃんを嫌悪する人達は確かにいるし、私自身が2ちゃんに被害を受けてないかと言えばそうではない。別に私は「バリバリの2ちゃねらー」というわけでもない(2ch ircの鯖缶の一人ではあるが)。また、最近のvipperの暴れ方は、あまり好ましいとも思わない。

しかし、いろんな意味を含めて「真に大衆のためのメディア」は、2ちゃんを置いて他にはないとさえ思っている。「ネタ」はあっても「嘘」はない。まやかしの「市民メディア」とは違う、「大衆メディア」なのだ。あそこにある悪意も善意も、全て「普段着の大衆」によるものだ。それが2ちゃんの価値だ。

人には善意があり悪意がある。それをストレートに表現している場が「2ちゃんねる」なのだ。「一部の善意」のせいで2ちゃんねるがもてはやされるのも、「一部の悪意」のせいで2ちゃんねるが攻撃されるのも、どちらも「人の一面」でしかない。全てがあって「人」であり、その投影が2ちゃんねるなのだ。

だからこそ、「2ちゃんなもの」に消えて欲しくはない。もちろん2ちゃんねるの使っている技術は既に過去のものだから、いずれ新しいものに代わるかも知れないし、そうあるべきだろう。しかし、「2ちゃんなもの」はそういったプラットフォームを越えた「文化」である。とは言え、今はまだ「古いプラットフォーム」の上でのみ存在しているわけだから、「次代のプラットフォーム上の2ちゃんねる」ができるまでは、このプラットフォームは守らねばならないのである。