これはこれで正しい人材スカウトでは?

増田のエントリ

IT系人材ブローカー

なんでも空気読めないしつこい人に会うのはお気の毒だよねーと思うけど、これはこれで別に悪いことでも何でもないと思うのだが。

この話、主催者目線で見れば、「勉強会開いて目ぼしい奴をスカウトしよう」とゆー話だろう。元々勉強会に来る奴ってのは、その分野に興味のある「意識の高い」奴なんだから、不特定多数を相手に「就活パーティー」やるよりも、ずっといい人材に会う確率は上がるはずだ。

仮に転職する気がない奴であっても、「面白い事例」を見て、その面白いことをやっている会社に興味を持って転職をしようかと思う… ということも十分ありうるだろう。

実際に「××勉強会で会った縁で、この度○○に転職しました」ってのは、テンプレにしたいくらいあちこちで聞く話だ。そういった話をブログで見た人材屋が、「勉強会開いてスカウト」ってことを考えたとすれば、そいつはかなり優秀だし、わかってる奴だ。

そういった意味で、この話はむしろ「いい話」の部類かも知れない。

まぁ問題があるのは、「うるせー」と言わなきゃいけないくらいしつこくアプローチして来た担当者だろうけど、それもまぁ仕事だしねぇ。

「無料です」

ってのはウラがあるんだよと。

別に「人材屋」でなくても、企業が場所をタダで貸してくれるとかって、この手のことがなかったら

やる意味がない

と言ってもいい。「開きたいです」って言って来た担当は、そういった意識はないかも知れないけど、「上司」あたりは絶対にそう思ってる。ってゆーか、そうでないと開かれるわけがないと思っていい。「部屋を貸す」ってのは、それなりにコストとリスクがあるんだから。まぁ、中には道楽や社会貢献欲で開く人もいるんだけど、それはむしろ例外だと思うべきだ。「行く側の立場としては」だけどね。てーか、増田の奴、絶対「無料ですには裏があるんだよとか、ドヤ顔して言ってただろ?[要出展]

でも、世の中この手の意識のアンマッチなものはたくさんある。「遊びの合コン」かと思って出掛けたら、女の方は婚活のつもりだったとか、「ただ部屋で飲んで遊んでるだけでいいんだよ」とか言われて誘われたら、出会い系喫茶だとか。就活の学生が来たんで喜んでいたら、単なる腕試しだったとか。つまり、こーゆー「出会い」が絡むもの、人が出会いそうな場所ってのは、そーゆー意識のズレってのは、

あって当然

だと思わなきゃいけない。だから、いくら合コンだからと言って、その気のない相手をストークするようなことをしちゃいけないとか、おいしいところだけ取ってデカい顔するとか、そういった類のことはしちゃダメとゆー

出会いの基本

を身につけておきましょうよ… って教訓じゃないかなと思うわけ。

むしろこういった人材のスカウトって、これからはアリではないかな。