URLが短くて便利に使われているようだけど、冷静に考えるとちょっとヤバい。
なぜなら、tinyurl.comのURLだけを見ると、
これが何を指すのかさっぱりわからない
のだ。
だから、 リンクの先がフィッシングサイトだろうと、アダルトサイトだろうとわからない。うっかりクリックしてヤバいことが起きても、それを事前に知ることができない。
普通のURLなら、見ていればたいていわかる。あるいはフィルタを入れるということも可能だ。ところがtinyurlはどうにもならない。
実際、怪しげな「情報商材」へのリンクやアダルトサイトへのリンクがtinyurlになっているのは、時々見掛ける。つまり、tinyurlは当初の目的を離れて、
アドレス偽装の手段
となりつつある。そう思ってみると、これと同様のサービスも含めて、「リンクの代行」の類のものは、悪用されやすいものだと言える。