blog, 日記でのタブー

以下のことをやると厨がわく。

  • 神格化されている人の日記でその人を耶愉する
    どれだけ正しいことを書いても、親衛隊がうるさい
  • みんなに嫌われている人(物)を弁護する
    アンチがうるさい
  • 読み手を限定するネタが絡むもの
    空気読めない奴が暴れる
  • 正論だが大勢を敵に回すもの
    脊髄反射系がうるさい

その系として、IT系限定なら、

  • 著作権やライセンス、特にBSDLについて論じる(以前ならLinuxだな)
  • Ruby, Javaを批判する
  • COBOLを弁護する
  • OSSの問題点を指摘する

みんなが良いというものを良いと言っても面白くないし、みんなが悪いものを悪いと言っても面白くない。良いものが完全に良いものだけで成立してるわけもない。 そもそも、みんなと同じ視点の日記やblogなんて、読むだけ時間のムダ。まー、よく知ってる奴だったら「あいつも月並なことを思うのね」と思えばいいだけだけど。

日記やblogって、元々はマスメディアに書けない領域のものが書けることに意味があったのではないか? ところが、今やそれから外れると「炎上」なんてことが起きる。 「炎上」させるのは炎上させるようなことを書く奴が「脇が甘い」んだという話があり、実際そうであることも多いわけだけど、「身内の雑談」だったらもっと酷いことを言ってたりするし、そこではそう酷いとは受け取られない。「顕名な発言は文脈依存」というのは、実社会では常識だけど、「炎上」なんてことをさせる側は、「文脈」の部分を無視して騒ぎ立てる。まぁ本当はそんな香具師はスルーしときゃいいんだけど、誠実で隙のある人はやられちゃう。

以前、「韓国国民は言論の自由を嫌うらしい」ことを呆れたけれど、「日本国民は大衆が検閲を行う」ということで、大差ないような気がする。昭和天皇の時の「自粛」なんて、別に宮内庁やら政府がお願いしたわけじゃない。