対NTT交渉術

私はいわゆるInternet屋なので、仕事がらNTTとよく付き合うことになりま す。そうしていると、どうも色々腹の立つことも起きます。

何がいけないと言って、一番困るのは

怒鳴らないと仕事をしない

ということである。

もちろん長い納期に我慢が出来るとか、待つのが好きだと か、多少損をしても構わないとかとゆー人は、何も怒鳴る必要がない。ところ が、同じコストをかけてでも、少しでも良い条件になって欲しいのが人間の性 (さが)とゆーものである。そのためには

怒鳴る

ことが一番良い方法である。NTTは(まぁ限った話ではないが)こっちが要望 を出した時に、色々理由出して難色を示すことがある。そこで怒鳴るのである。 あるいは工事期間には標準があるのであるが、それを何とかして欲しい時に怒 鳴るのである。そうすれば、

  • 工期が短縮する
  • 回線を優先的に処理してもらえる
  • 無理なお願いが通る

などのことが可能になるのである。

まぁ、実はこれは知っている人にとっては常識なのである。しかし、だ。こ れは明らかに不公平である。何しろ

声のでかいものが勝つ

そのものなのである。怒鳴り方を心得た者(実は私も含まれる)にとっては、非 常に都合が良いのは事実なのであるが、それを知らない人にとってはロクな話 ではない。また、怒鳴ったくらいで解決するくらいなら、

最初からちゃんとやっとけ!

とも思う。

まぁその辺を始めとして、どうもNTTの感覚とゆーものは、民営化の前後 の頃からおかしい。何がどうおかしいと一言で言うのは大変なのであるが、ざっ と思いつくことを挙げると、

  • セコい
  • 仕事しない
  • 勉強しない

あたりであろうか。ま、それぞれの説明はしないが(あまり具体例を挙げてし まうと、それこそシャレにならない)、NTT相手の交渉や営業等をやったこ とある人なら、納得することであろう。もうちょっと何とかして欲しいところ である。