ネットの限界、テレビの限界

もう一発「はやぶさ」周辺のネタ。

「はやぶさ」の諸々の様子はネットでしか見られない。テレビではほとんど報道されない。ちょうどサッカーの時でもあるので、しょうがないっちゃーしょうがないんだけど、そこの

テレビの限界

を感じる。

まー、多分ワールドカップの方が視聴率も取れるだろうし、金にもなる。そりゃそうかも知れないけど、それはテレビっつーかオールドメディア達が、そーゆー教育を視聴者にして来た結果だ。こういった「イベント」で人々を熱狂させるような、そーゆー「教育」をして来なかったわけだ。

私がガキの頃、アポロが月に行ったのだけど、その時なんて大変なものだった。なんかその頃のジュースのオマケのコップがまだ郷里にあるんだけど、そんなものにまで着陸船の絵が描いてある。まぁ、確かにみんなが科学に夢を持っていた時代だったからでもあるんだけど。

そのセンで行けば、「日本独自」の「はやぶさ」で、そーゆー熱狂が作れないわけじゃない。「はやぶさ煎餅」だの「はやぶさのモデル付きジュース」だのがあってもおかしくない。そーゆーことを作って行けば、はやぶさ帰還のイベントは、視聴率にも金にもなったはずだ。

しかし、現実にはそうなっていない。NHKですらやらないらしい。

まーそーゆー馬鹿どもには付き合わないで、俺達はネットで見るぜ… と思っていたら、そうは行かなかった。

あちこちのネットメディアで、「はやぶさ」の諸々は中継されている。それはいいんだけど、あまりの人気でどれも見えない。つまり、どこも

パンク

してしまったわけだ。

高々テレビには相手にされてない程度の数の人間が集中してアクセスしている程度で、「ネット」はパンクしてしまった。どうひいき目に見ても、いまだネットはテレビの敵じゃない。

テレビの残りカス

程度で使えなくなってしまうからだ。

まぁこの一連のことが幸いなのは、テレビは「衰退の結果のショボさ」であり、ネットは「発展途上のショボさ」だということ。「ショボさ」自体に大差はないのだけどね。

PS

で、ネットで見てると、いつものように「ミンス、ミンス」と言う馬鹿が多くてウザい。言いたいことはわかってるから、他でやれ。

PS2.

↑では「テレビの残りカス」って書いたけど、実はそんなに「カス」でもなかった。

ニコ動で10万超え、ustのミラーが万のオーダになり、管制室のustや和歌山大のustとか総合すると、ざっと20万は下らない。見れた人だけで全国で20万というのは、テレビの視聴率としても「カス」とは言えない。特に日曜日の深夜として考えたらなおさら。

ネットの限界、テレビの限界” への1件のコメント

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