今日はいくつかの「予告自殺」の日ということになっているはず。たとえば、
これについて石原慎太郎は、
慎太郎知事「愉快犯」…文科省に届けられた「自殺証明書」11日期日
などと言っている。
まー、多分何割かは「ネタ」でしかないだろうということは、「多分そうだろうな」と言えなくもない。
しかし、「自殺しなかった=ネタ」と言い切って良いものかと言えば、そうでもない。それは「自殺しなかった」ということは事実としてあっても、それは「思い直した」のかも知れないし、「ネタ」だったのかも知れない。その辺は当事者にしかわからないことだ。
まー、確かに自殺するすると言う奴は、うっとおしいこと限りない。自分の首に包丁突きつけて交渉する奴に、マトモな交渉はできない。だから、「どーせやる気ないだろ」と突き放したい気持ちはわかる。
とは言え、それが可能なのは「どーせやる気ないだろ」と明かな時だけだ。相手がどんな背景にあって、どんな考え方をしているかがわからない限り、 「どーせやる気ないだろ」と断定するのは難しい。「自殺予告」は「自殺する気がないかまってちゃん」もすれば、「本気で自殺する奴」もする。だから、
「あんなのは、大人の文章だね。愉快犯っていうか。今の中学生にあんな文章力はない。理路整然としていて。私は(本物とは)違うと思う」
こういった言い方は、あまりにも早計に過ぎない。「文章力のある中学生」が「本気で自殺する気にならない」という根拠はどこにもない。目の前に本人がいれば「こいつには無理だ」と言えるのだが、対象はあまりに多いのだ。
むしろこいつのような「ステレオタイプな見方」がイジメの源泉ではないのか?
まぁこの問題にマトモなコメントができる「評論家」がいないものだから、こいつに聞くことになるのだろうが、相手が悪いとしか言いようがない。まぁ放置新聞だからしょうがないか。
> はがきは10日の石原知事の記者会見に触れた上で、「その内容が自分をさらに追い詰めることになりました」と非難する内容だった。
名指しキタ━━━━(・∀・)━━━━!!!
多分、ガセなんだろうけど、こーゆー手紙を送らせるような脇の甘いことを言うから…