お仕事で、高校バレーの中継に行きました。普段は「クソガキ」であったり、「コギャル」であったりする高校生も、コートの中では好少年好少女でした。スポーツをしてる女子高生はかわいいし、男子高校生のバレーは迫力があったし。見てて楽しいのは女子バレーだけど、見てて面白いのは男子バレーですね。まぁとにかく、なかなか良いものを見せてもらいました。こーゆー仕事ばかりだと良いのだけどなぁ。
しかし、いけないのは
コーチ
である。とくかく生徒を怒鳴る怒鳴る。いくら何でも、あんなに怒鳴る必要があるのだろうか?とにかく見ていて
かわいそう
になって来る。あそこまで怒鳴れば、生徒は萎縮するのではないだろうか?確かにスポーツは
勝つか負けるか
の世界であるから、真剣になるのもわからんでもない。小さな不注意が大きな失点につながるわけだから、小さな不注意を責めるのもわかる。しかし、何であんなに怒鳴ったり、文句を言ったりする必要があるのだ?
実は、
どうせそんなチームは負けるだろ
と思っていたのだが、どうもそうではない。コーチが怒るチーム程、勝ち進むのだ。もっと言えば、
チームの強さは、コーチの機嫌の悪さに比例する
と言っても良いくらいだ。これではコーチも怒鳴りたくなるのだろう。
古来、日本では
鬼コーチ
が評価されて来た。確かに怒鳴るコーチのいるチームは強い。しかし、それは本当に良いことなのだろうか? 確かに「高校生はガキ」であることは否定しない。しかし、同時に「大人の入門」でもあるのだ。いくらチームが強くても、
コーチが怒鳴って言いなりになっている
なんてのが、高校生のスポーツであるのは、どこか変である。