久々にLinux雑誌を購入。買いに行ってもらったら、なんか3ヶ月分まとめて買って来た。つまりそれだけ買ってなかったということ。
いつも思うのだけど、こいつらにMSの広告が出ている。まぁそれは別に良かろう。たいていの人にWindowsなしのシステム設計なんぞありえないだろうから、必要なところに必要なものを用意するということは悪いことではない。
ところが、ここで出ているMSの広告は、例の「Get the fact」である。内容の真偽はともかく、これは要するに「LinuxはダメでWindowsはいい」という、ただそれだけの広告である。MSのプロダクトの広告でMSの売り上げを伸ばすという広告ではなく、「おめーらLinuxなんて馬鹿げたものを使うなよ」とLinuxを馬鹿にしてMSの売り上げを伸ばそうという広告である。
これは以下の点で馬鹿げている。
- Linux雑誌なんて買う奴がそんな広告で転ぶことはない。この手の広告はもっと一般的なコンピュータ本に打つべき
- プロダクト情報としての価値がない。この手の本を買う人がMSの広告に求めるものはプロダクトの情報のはずだ
- イメージが悪過ぎる。他のページが「Linuxマンセー」一色なのにこのページだけが「Linuxはクソ」である
まぁよほどMSの広告費は余ってるんだろうなと思うのだが、何もわざわざ効果がないばかりか、自らを貶めるような広告を出さなくても良いと思うのだが。同じ出すのでも、もうちょっと情報のある広告にして欲しいものだ。
ついでに言えば、パフォーマンスが高々倍にもならない程度の違いであるなら、このハードウェアの安い時代には大した差ではない。それよりも「いろいろな便利さ」をアピールしてくれる方がずっと購売意欲につながるはずだ。