「mixiの偉大なる発明」だったもの

日本のSNSはもう終わりだなぁって話はいずれ書く。

まぁそれとは直接関係ないのだけど、mixiに「仲良しマイミク」とかって機能がついたらしい。mixiやってる人はお知らせに出てるから見るといい。

これについてgdgd言うのも時間が惜しいので、かなり前にmixiに書いたエントリを皮肉として上げることにする。

おごちゃんの日記
2005年06月17日 14:10
mixiの偉大なる発明

mixiは国内の他のSNSから突出した存在のようだ。それと比べれば、ライブドアのSNSなんてまるで存在感がない。

これはシステムが(比較的)使いやすいとかという問題もさることながら、

マイミク

という概念を発明したということが大きいのではないかと思う。

他のSNSはこれを「友達」あるいはその類語で表現している。しかし、「友達」と言われるとそれぞれの持っている「友達」に対する固定概念に引きずられて解釈してしまう。そうなると、リンクリクエストが来た時に、いろいろ考えてしまう。「この人は自分の友達かどうか」と。

そうなると、よく知らない通りすがりに近い人に対してのリンクは躊躇してしまう。そうなればサービスとのつながりも薄くなり(「友達」なら他でも会える)、結果的にサービスが流行らなくなってしまう。

その点「マイミク」はお気楽である。これ自体には「ミクシイでリンク関係にある人」以外の意味がないからだ。だから、「誰でもおっけー」みたいなこともできるし、友達とイコールと考えることもできる。既存の色がついた概念ではないから、深層の意味は好きなように解釈ができる。リンクリクエスト(ミクリク)に応えるのも、肯定的になりやすい。

そんなわけで、私にとって「マイミク」とは「縁のあった人」という意味である。