怪文書? (じゃなかった…)

選挙が始まって、いろんなチラシが入るようになった。

公職選挙法はよく意味がわからんところがあって、ネット系議員達でも話のネタになっている。まぁその議員達との会話も、選挙期間に入ったら普通の世間話ばかりになってしまったけど。

その意味のよくわからん公職選挙法からして、ポストに入っていたこのチラシは合法なんだろうか? これは表紙と裏表紙を拡げてスキャンしたもの。

パンフレット

パンフレット


タイトルがアレなんだけど、内容もアレ。あまり詳しいことを書いて私があれこれやられても困るんだけど、タイトルから内容からまるで

2ちゃんのコピペ

みたいな内容。とだけ書いておくので、内容についてはタイトルから想像して下さいw

で、このパンフレットの裏には「このパンフレットは問題ないものだ」的な意味のことが書いてある(画像参照)。法律上の判断はよくわからんのだけど、内容を見る限りでは、本当に2ちゃんのコピペ程度の、あまり頭の良さそうなものに見えない。つーか、この時期に特定野党をターゲットに与党が攻撃するのに出す文書としては、あまりに程度が低い内容。

さて、これはどうしたものかと。

本当にこのパンフレットの内容は程度が悪くて、どう見てもマジメに自民党が作ったものとは思えない。例の「日の丸騒動」の顛末よりもまだお粗末に思える。いくら落ち目とは言え自民党は与党なんだから、ここまで程度の低い文書は配布しないだろう。てか、ガチでこれが自民党の作ったものなら、自民党ばかりか日本の政治そのものが終わったとしか思えない。だから、実はこれは

自民党を貶めるための罠

に見えてしょうがない。つまり、2ちゃんでよくある「擁護に見せた燃料投下」って奴。それなら、こういった文書が流れても不思議じゃない。

ところが、この文書は自民党が出したことになってる。仮に選挙違反であれこれされる類のものであれば、叱られるのは自民党。でも、「自民党が出した」ってのは自称に過ぎなくって、実は他の「反自民」な勢力がやっているのだとしたら、妙なとばっちりでしかない。

この文書は実は民主党が出したものかも知れない。これはこれでまた酷い話で、やっぱり日本オワタの類だろう。何せ中身は2ちゃんのコピペみたいなものなんだから。こういった程度の低いもので騙しあいをしてるのが日本の政治だとしたら、絶望的という言葉はまだ軽い。

これが、もうちょっと程度のいいものであれば、いろいろ素直に受け取ることが出来るのだけど、あまりに酷いものだから、いろいろとウラがあるのかと思ってしまう。実際のところどうなんだろう。

てか、「自由に配布できます」とか書いてあるけど、この時期にそんなものを自由に配布出来るわけ??

PS.

twitterで「落選運動は自由にやっていいんだよ」的なことを教えられた。だとすれば、それはそれでまた…

PS2.

怪文書の類かと思い込んでたんだけど、当の自民党のサイトに行くと「ネガキャン用ページ」がある。

自由民主党|日本の未来が、危ない。それでも「民主党政策」に期待しますか?

「民主党に任せられない」は同意する(とか書くのもマズい?)けれど、こういった次元の話は誰も期待してないと思う。共産党だってこのレベルのことは書かないと思うんだが。

PS3.

てっきり怪文書かと思ってたんだけど、どうやら本気で自民党が出したものらしい。

知ってドッキリ民主党 これが本性だ!!

怪文書と勘違いしてサーセン。

怪文書? (じゃなかった…)” への5件のコメント

  1. 内地はまだ、その手の『中傷ビラ』はそう多くないけど、
    那覇あたりだと、東京の数倍は見かけますよ。

    人件費の問題かなあ?
    民度の問題かも? ;)

  2. バラ色の表紙と言う事は某ハンバーガーチェーンの仕業…な、訳ないな。

  3. もっと怪しげな中傷ビラは見掛けるんですが、ここまで立派に作られたのは初めてです。

    いや、意図がよくわからないので、中傷なのか自虐なのかも… だいたい、本当のところ誰が出したのかもわからないとゆー。

  4. まぁ「マスコミを信じるな」は嘘じゃないと思いますが。

    てか、どうせ怪文書的なことを書くんだったら、今の参議院のことも含めて「民主党に白紙委任でいいんですか?」みたいなことを言えば、まだマトモだと思うのだけど。

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