こんな弁護士をどうやって見つけられるのだ?

あまり他人の事件ネタを書くのは好きではないんだが。

緊急出動中の消防車が青信号で進入した女性の車に衝突…「死ぬような恐怖を抱いた」と女性が賠償求め提訴

どう見ても訴訟ゴロです。本当に(ry

私や私の周囲に「訴えれば勝てるはずの訴訟なのに、弁護士が乗り気になってくれないから泣き寝入り」というものは少なくない。勝てるかどうかは別にしても、主観的にも客観的にも「理不尽」と思えても、なんとなく弁護士が抑えてしまう。そーゆーことが少なからずある。まぁ弁護士も人の子なんで、いろいろ都合があるんだろうけど。

相手方弁護士が弁護士会の偉い人

という理由で逃げ回る弁護士とかね。

ところが、件の事件なんて、どう見ても「こんなのにつく弁護士いるのか?」的。こういったものでもちゃんと訴えてくれている。実に羨しいところだ。

とは言えここで忘れてはいけないのは、こういった「ありえない」ことってのは、我々の目に見えている、つまりメディアを通して見えるものとは別の真実がある可能性も小さくないということだ。メディアを通して見える事実だけで、件の女性を「スイーツ(笑)はこれだから」的な結論は早計なのかも知れない。ここには書かれていない、何らかの合理的な事情があるかも知れないということは考えておいても悪くない。少なくとも何らかの勝ち目がなかったら、常識的な弁護士は止めてしまうものだ。だから、メディアを通して見えないものの外に、何らかの事実があることも確かだろう。まぁ「しょーがーねーなー」と思いつつ割り切ってやっているのかも知れないけど。

ということを思っても、こういった「まず勝ち目がない」的なことであっても、ちゃんとやってくれる弁護士がついているのが羨しい。どうやったらこーゆー弁護士がみつけられるのかねぇ… 私は他の人と比べれば弁護士の知り合いは多いと思うんだけど、それでもいないぞ。

こんな弁護士をどうやって見つけられるのだ?” への6件のコメント

  1. うーん、裁判所は事故が起きた場合、優先交通側当事者の賠償責任が0とは言わないみたいですよ。
    全ての交通に安全確認義務があるらしいです。

    この場合、
    徐行義務大型:停止義務乗用車
    だから、道路交通法上の責任の重さを考えて、
    2:8
    って所から、大型車輛の配慮義務がのって、ちっと乗用車側に有利な
    3:7〜4:6
    くらいの判決が出るのが普通では?

    いや、俺だって最初の2:8だってひどいと思うよ。でもそういう判決が積み重なっちゃってる。

    検索したら過失割合3:7で示談進行中だったけど不調だという説も出てました。

  2. それなら普通は「やめとけ」ってことになるんじゃないですかね? そこをあえてやってくれる弁護士がいるのが羨しい。

  3. 新聞記事を読む限り、おもしろおかしく読めるように工夫してありますが、過失割合に関する不満ではなく、被害を認めて欲しいけど相手方が一部認めてくれない部分(心理に対する被害など)があったから訴訟しただけに見えます。
    7:3で裁定されたとして、心理的被害で被害総額が300万増えればこの人の取り分は90万増えるわけですから、特に勝ち目がない理由もない普通の民事訴訟の範疇に見えます。

  4. やー、だからさ。たったそれだけで相手してくれる弁護士がいていいねって話なんだけど。

    私orその周囲の人は、数100万~数1000万をもっと高い確率や割合で取れそうなのに、弁護士に止められたり逃げられたり。勝たなくても、5分に持ち込むだけでも十分なんだがなぁ。いや、負けたっていいくらいなんだが。

  5. うーん、保険契約で、弁護士費用つきってあるじゃないですか。あれなら保険会社が契約してる人連れてきて基本部分費用払ってくれますし、弁護士もとりっぱぐれないですよ。逆に引っ張って来れないと保険会社の信用に関わります。

  6. まだ話がかみあってない気がするんだが…

    つまり、何らかの「弁護士紹介業」に頼めってことなのかな。

    他の結構ムリ筋と思えるものも、そういった人がいると?

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