「鯖江メガネファクトリー」

ちょっとした偶然で発見する。べ、べつに、眼鏡っ娘探してたわけじゃないんだからね!

鯖江メガネファクトリー

言うまでもなく、鯖江は日本の眼鏡のほとんどを生産する、眼鏡工業の都市である。だから、地場産業たる眼鏡工業について、自治体がこういったことをやっているのは、大変良い。別に「眼鏡」でなくても、地場産業のあるところだったら、こういったことをするべきだ。

と言うのは良いのだが、「オプティガール」なる業界レディを紹介するページがけしからん。

何がけしからんと言って、まぁ見れば誰でもわかるんだが、

眼鏡っ娘が少ない

ということだ。こういったところには、やっぱり萌え萌えの眼鏡っ娘を… じゃなくって、やっぱり「眼鏡産業」に携わって、その会社の顔として出るのであれば、やっぱり眼鏡を愛していて欲しい。てか、

てめーの犬の飯を食ってない

奴が信用出来るだろうか? 「プログラムは仕事です」と割り切って仕事する奴は、無能でないことはあっても、「面白いデザイン」は出来ないように、「眼鏡は仕事です」と割り切って仕事する人に、「良い眼鏡」が作れるだろうか? まぁもちろん職人ばかりが並ぶわけじゃないけれど。

私がコの業界に入った時、上司は「仕事と割切る」人だったので、そういった教育を受けた。でもまぁ、いわゆるギークだのハッカーだのに属する人ならわかると思うが、仕事と割り切ってる奴が「深い」プログラムを書くことはまずない。仕事だから「高品質」なものは作るだろうし、「良いもの」を作るのは確かなのだけど、やっぱり

に欠けている感じがする。その「愛」の対象は、利用者だったりコンピュータだったりプログラムそのものだったりするけれど、それはまぁ人それぞれだ。でも、どこかに「愛」はあるものだ。それは「品質」とか「性能」というような、計量可能なものでは表現しにくく、かつなんとなく感じてしまうものとして存在する。それがあるからこそ、ウェブサービスをする人は「てめーの犬の飯を食え」と言われるわけだ。

という観点で、件のページを見ると、なんと嘆かわしいことか。「メガネスーパー」が、目が悪くなくても勤務時間中は眼鏡をかけさせられるというのと対称的とも言える。まぁ制服として眼鏡かけて「愛」も何もないだろうと思うけど、それでも「常用している人にしかわからないこと」ということはわかるはず。

とゆーことで、眼鏡業界の人達も「てめーの犬の飯」は食うべきだと思う。そうしたら、多分コンタクトに取られる客も減るだろう。

「鯖江メガネファクトリー」” への3件のコメント

  1. RSSリーダで、タイトルからてっきりjig.jpの福野社長のブログ(http://fukuno.exblog.jp/)だと思って開いたのでビックリ。

    論旨は理解できますが微妙ですね。眼鏡っ娘万歳!じゃなくて、、、自社製品使え、せめて写真撮るときぐらいっていうのは良く分かる一方で、ただ、女性にそれをリクエストしたり強要するのは、いわば人格に関わるところなのでナカナカに難しいと思います。

    特に田舎では、そういったロイヤリティー面で人を選ぶと優秀な人材は採れなかったり、はたまたコネ採用(取引先の子息とか)で人材を採ることになったりしているような面もあると思います。

    全国から人材を集める自動車会社ぐらいになったら、自分とこの車に乗っているのが当然なんでしょうけどね。

  2. #14福田 真理子さんはいただいた!

    他の人も目が悪いのにメガネかけてない人が居るのが信じられない。
    マーケティングとか開発やるんなら日常的にかけてないとできないこともあるでしょうに。
    少なくとも取材の撮影ある日くらいメガネかけて来いって話ですよね。

    ああ、でもサングラスしか持ってません、みたいなビッチも掲載しなきゃいけないくらい製造現場には女性が居ないのでしょうね…

  3. > 全国から人材を集める自動車会社ぐらいになったら、自分とこの車に乗っているのが当然なんでしょうけどね。

    まぁ関連会社にまでそれを強いる自動車会社も勘弁なんですが、せめて物を作る側の人間は「自社製品の熱烈なファン」であって欲しいなと思います。

    したり顔で、「うちの会社の××はダメだから」なんて言う奴がいるメーカの製品は使いたくないですね。

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