親子丼の手軽さは異常www

さらに社員が増えたので、昼飯代をさらに節約モードに。かと言って中身を悪くするのも嫌なので、いよいよ自炊ということにした。

元々、家では飯を炊かなかったのだけど、はてなのように飯を炊くことにした。そうすれば、おかずを用意するだけでいい。今までは散歩の時におにぎりやサンドイッチを買っていたのだけど、それよりも安く健康的になるであろう。

かと言って、こんなものに手間をかけるのは馬鹿らしいので、「手軽でおいしく安いもの」ということで、まずは親子丼。

親子丼の原理は簡単だ。鶏肉を出汁で煮て、玉子でとじて、飯にかける。いろいろ工夫の余地はあるが、基本はこれだけ。この効率を上げる工夫をしてみる。

まず、鶏肉を用意する。基本的に私はモモしか使わない。ムネはどうも味がイマイチなんだよね。あれは老人用だ。「からあげ用」の切ったのでも、「1枚」単位のでもいい。値段と相談で決めればいい。

これを刻む。と言ってもミジンに切るのじゃなくって、だいたい親指くらいのサイズに切る。「からあげ用」は既に切ってあるけど、そのままでは大き過ぎるので、半分くらいにするとちょうど良くなる。

私はこれを油をしいたフライパンで焼く。普通親子丼は焼かないと思うが、焼いた方がおいしい気がする。もちろん皮を下にする。まぁ転がってしまうからそんなにちゃんとは並ばないけど、あまり気にすることもない。

焼き始めたところに、タマネギをスライスしてかけて行く。鶏肉もタマネギも適当だけど、別に多くてどうというものでもないので、適当でいい。適当にタマネギが並んだところをちょっとかき混ぜ、出汁を入れる。肉が生っぽかったり、タマネギが生っぽかったりするが、どうせ出汁で煮るから気にしない。

「出汁」は何でもいいが、市販の「麺つゆ」の類が手軽でいい。濃縮なら規定量で割る。分量としては、「ひたひた」くらい。あまり多いとケチ臭い親子丼になるし、少ないと違うものになってしまう。でも、既に味が調整されているから、多少の違いは気にしない。

煮立ったら、火を止める。ここまでが朝の作業。鶏肉は火が通りにくいのだが、放置しておくと勝手に火が通る。こうすると、うまい具合に肉に味が染みる。

昼飯時になったら、再度火を入れる。煮立ったら、玉子を溶き入れて火を止めて出来上がり。火の通し具合や混ぜ方、玉子の量は、好みや流儀があるだろうから適当に。

私は大勢のを作ることもあって、火はよけいに通し気味になるよう「玉子を溶いてから入れてかき混ぜ、固まる徴候が見えたところで、もう一呼吸置いてから火を止めて、さらに混ぜる」ということにしている。世の中には生っぽい玉子が苦手な人もいるからね。私だけなら、もうちょっと「一呼吸」なしで止める。飯にかけてから固まるくらいなのが好きだからだ。

直接かかる手間は「肉を切る」「タマネギスライス」くらいだし、味つけも「市販のつゆを規定量に割る」だけで、頭も使う必要がない。工程も分割してあるので、「作り置きだけど出来たて」で、すぐに出来る。

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