公庫へ

運転資金やら設備資金のこともあるし、そろそろ借金の実績が必要だと考えて、公庫に行ってみた。

借金にはいろいろ考え方があるけど、借金の実績がないといざという時に貸してくれないというのは事実なので、弊社のような弱小企業はリスクマネージメントの一種としても必要なわけだ。目の前ですぐ困るというわけじゃないけど、まずは公庫で実績を作るというのは大事なこと。

ということで、公庫に申し込みに行って来た。

公庫はうちから徒歩20分くらい。区役所よりも近い。多慶屋の前の年寄をかき分けて進むとすぐにある。いつも思うのだが、あの前の道の混雑は明かに多慶屋のせいであり、そこに不法駐輪されている自転車も多慶屋関係者だ。年寄がまるで店内であるかのように、自重せずウロウロ歩いたりで、道路としてのユーティリティを著しく棄損している。店内の年寄にもいい加減うんざりなんだけど、まぁそれは諦めるとしても、店の前の道を閉ぐのはどうにかして欲しいところだ。あの規模の店舗が緩衝領域も設けずにあるというのは、それ自体が無茶だと思うのだが。

とか毒づきながら公庫に来る。

公庫のような公的資金というのは、基本的には「困っている人」のためだ。民間の金融機関ではリスクが大きくて貸せないところに貸し出すのが、公庫の意味だ。特に「無担保」なんてのは、担保能力を温存しておきたい人にとっては、とてもありがたい融資だ。そういった「ありがたい制度」を使うんだから、

困っている事情

の説明が必要になる。担保能力があれば銀行に行けばいいだけのことなんだから。当座に資産を流動化(現金化)するだけなら、困っている必要もない。

と同時に借金は借金だから、「返す」ことは当然だ。だから、

大丈夫な理由

の説明が必要になる。

この二つ、どう考えても矛盾してる。胸張って「大丈夫です!」なんて言える奴は、銀行に行けばいい。でもそれが出来ないから、公的融資を使うわけで。まー、実際に公庫はそこまで厳しい審査があるわけじゃないよというのはあるんだけど、焦げつかせたいと思っているわけじゃないだろうし。

どんな顔をしたらいいんでしょうねぇ。エロい人教えて下さい。

公庫へ” への3件のコメント

  1. えろくないですが、

    別に、貸し渋り受けてるとか、そういう理由はあげなくても借りられると思いますけど、駄目かなぁ。具体的な用途を問われるとは思います。正直に借り入れ実績あげるためって言っても通用するかもしれない。

    銀行にしても、保証協会の保証で無担保融資はしてくれますしね(決算書とか実績には依存するけど)。

    実は、この手のバランスの話は、商工会議所か区の相談コーナー行くと、相談に乗ってくれるかも。

  2. そのままの事情でいいんじゃないでしょうか。
    できたばかりの会社でまだ信用がないから銀行からは借りにくいけど、
    事業計画もしっかりしていて、(実績が出ていればそれもあって)ちゃんと返せます、ということで。

    日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)は創業時のメイン金融機関で、だんだん信金、地銀、都市銀とステップアップしていくものであったりしますから。

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