blog的ご近所ではお茶くみが話題らしい。
私はお茶くみをしてくれるOLは好きなんだが、OLにお茶をくまれるはあまり好きでない。
「誰が入れてもいい」とかって話と「いやそうでない」という話もある。
私の周囲にはあまりいわゆる「OL」という感じの人はいなくて、技術者だったりデザイナだったりアナウンサだったりという「手に職」の人達が多かったので、「OLのお茶くみ」についてはわからないかも知れない。でも、そういった環境での経験で言えば、
デキる女性ほどお茶くみをする
ようだ。(相対的に)高学歴で仕事も出来る、そんな女性ほどお茶くみを進んでやる。その逆な人ほど「私は…」という類のことを言いたがる。効率の問題で言えば後者の方に「せめてお茶くみくらいやれや」と言いたいところなんだけど、「お茶くみなんてしてないで他のことやって下さい」的な人の方がお茶くみが好きみたいだ。
これは何となくわからんでもなくて、私はお茶くみはしなかったけどコピー取るのが好きだった。淡々とコピーをしていると、なんとなく幸福なのだ。まぁそれがずっと続けば嫌になるだろうけど、仕事に疲れたところにコピー取りは悪くない。部下に「コピー取って」って頼むのもなんか面倒臭いんで、そんな面倒臭い思いをするくらいだったら自分でやる。ついでに他の奴のもやってしまう。もちろん漫然とコピー取っても退屈なだけなんで、いろいろ工夫をしてみたりする。だんだん腕が上がる。それもまた楽しい。息抜きしつつ「上昇欲」が満たされるわけだ。多分仕事が出来る人達のお茶くみもそんなのじゃないかと思う。
本当に頭のいい人は気も回る。そういった気配りが出来るのも、やっぱり「デキる」からだと思う。だから、あまりパッとした仕事をしてないのにお茶くみが好きな、またお茶くみの上手い人がいたら、その人の潜在能力を活かしていないんじゃないかと思った方がいい。だから、「お茶汲みをなめるな」に出て来る人は、その能力が評価されていなかったんだと思う。
そんなわけで、確かに誰がやってもいいことなのかも知れないけど、ちゃんとやれる人は少ない。
とは言え、実はお茶くみをしてもらうのはあまり好きでない。なぜなら、
自分の好みのお茶が欲しい
からだ。自分の好み、特に自分の状態に依存したことというのは、結局自分でやるのが一番だ。だから、厚意には感謝するけど、自分でやりたい。それに私だって息抜きしたいわけで、そのチャンスを奪われるのはちょっとね。
あと、別に男でもいいじゃんって話があってそれはまぁ半分くらいは同意なんだけど、経験的には(訪問の当事者でない)男がお茶くみをしているところは、ショボいところが多い。確かにイケメンがお茶出してくれるとかってのは悪くないんだけど、男がお茶を出すところって
たいていショボいおっさん
だ。そして、人材的にもショボいところが多い。お局が偉そうにしてたり、全体にダメだったり。そういった職場の「ダメダメスメル」が「ショボいおっさんのお茶くみ」で具現化してしまっていると言ってもいい。
世の中理屈通りには行かんのよ。
若いころは女の子がお茶いれてくれるというと「私の貴重な息抜きの時間をとらないでください」とかなんとか言って絶対淹れさせなかったなあ.
最近は素直に「ありがとう」って言える様になりました.私も少しは大人になったってことですかね?(笑)
はじめまして。
お茶汲み、何となく人によって味にばらつきがあるな、と思ったんですが、なるほど、確かにとこのエントリで思いました。
でも僕の所属している会社にはお茶汲みしてくれる人などいないのですが。。。(苦笑
たまたまお見かけしたのでコメントさせてもらいました。
今のうちも小さいんで、誰がしてくれるとかないんですけどね。
早くお茶くみしてくれるOLのいる規模になろうw