偽善者だなんだって言われる前に書いとく。

私は誰かを心配したり気にしたりすることをあちこちで書く。何も知らない人は、多分「この偽善者め」とか思うんじゃないかと思う。別にまぁ思ってもらっても痛くも痒くもないから、思ってもらって構わないんだけど、

本当に気になるんだよ

よく、「そんなふうに他人を心配している自分が好き」な人とか、「他人を心配していい人ぶる」人とかいる。そーゆーのを見ると私も呆れるし、自分の行動がそう見えちゃってるんだと言うことも想像に難くない。でもねー、なんか知らんのだが、ちょっとでも自分に関わりがあった人で忘れてない人って、やたらに気になる。

話はごろっと変わるんだけど、私は時々断食をする。最近はあまりやらなくなったんだけど、ある日思い立ってやったりするわけだな。最初の2日くらいは随分と辛いのだけど、3日目あたりから空腹は平気になって来る。そうすると食わないことに慣れちゃって、食いてーなーな気分もあまりなくなる。でも、その時に一番困るのは、断食前に買ってしまった食材の状態が気になることだ。「あー早く食わなきゃ腐るんじゃないか」とかそんなこと。そんなこと心配してもムダだし、食えるわけじゃないんだけど、気になってしょうがない。これが一番辛い。

あまり断食経験のない人は「迫り来る食欲という煩悩」と戦うことが大変とか思っちゃうんだけど、それ自体はあまりない。「今すぐでっかいステーキ食いたい」とか「腹いっぱい握り飯食いたい」とか、そんなことはまず思わない。むしろもっとささいな、「冷蔵庫の中身」あたりが気になってしょうがない。

私の他人の様子が気になってしょうがないってのは、実にこの「断食中の冷蔵庫の中身の心配」に似ている。心配してもしょうがないんだけど、心配せずにはおられない。それもかなり生理的な欲求に近いところで心配になってしまう。

twitterで時々会話していたid:hashigotanとか、サバイブでちょっとコメントしたid:ululunとか、blog見れば元気にやってそうに見える人が、なんとも心配でしょうがない。昔mixiで1度だけデートした○○さんとか××さんとか、もちろん前の会社の部下達とか。なんかの折に心配になってしょうがない。２ちゃんやblogで私に粘着していた、どっちかと言えば歓迎せざる人々も、再来して欲しいとは思わないけど「元気かな」と心配してしまう。

本当に馬鹿げてるんだけどさ。なんか

ほとんど生理的に心配しちゃう

んだよ。どうせみんな元気に決まってるんだけどね。