ブスの街

前にmixiで書いたネタなんだが。

朝散歩する時、たいていはまずJR御徒町駅方面に行く。これに深い意味はないのだけど、だいたい家の北側のコースを選ぶことが多いのだ。朝の人の流れとは逆方向になるので、たくさんの人とすれ違う。ところが、いつも思うことは

ブスが多い

ということだ。

実のところうちの近所にどんな事務所があるのかよく知らない。印刷屋が多いなとか、駅の近くには宝石屋が多いとかはわかっているのだが、すれ違う人々がどこに勤めているのかよくわからない。でも、ブスばかりだということだけは確かだ。つまり、うちの近所(台東4〜台東2)にはブスが勤めているということがわかる。

と言いたいところなのだが、実は同じことは渋谷に住んでいる時にも思った。当時は通勤で渋谷駅方面に行かなきゃいけなかったのだけど、やっぱりすれ違うのはブスばかりだし、電車の中もブスばかりだ。渋谷に遊びに来る人も朝から結構いるのだが、彼女達はそこまでブスじゃない。もしかして、都心に勤めるのはブスばかり?

んなわけはない

そういったことを半分本気で考えながら通勤していたのだけど、理由はちょっと考えればわかる。だいたい、美人やブスがそんなに極端に偏在するわけがない。

つまり、彼女達は「出勤」しているのだ。多分会社に行くのが憂鬱だったりするのだろう。あるいは家で嫌なことがあって気分の切り替えが出来ていないのかも知れない。まぁ何にせよ、あまり気分が乗っていない時の顔を見るからブスばかりになるわけだ。

だから仕事や生活を充実させましょうね。と言っても何の解決にもならない。そういったことは不可抗力なんだから。大事なのは、朝ってのはみんなそんな状態なんだなということだけ把握すればいいということ。

別の見方をすれば、どんな美人でも通勤の時はブスっとして美人じゃなくなっているということでもある。つまり、

おねーさん相場暴落

状態にあるわけだ。となれば、十人並な器量な人がニコニコしていれば、「美人だけどブスっとしている人」に勝てるかも知れない。少なくとも、他の時に頑張るよりはずっと効率がいい。

と、通勤している皆さんの顔を見ながら思ったことは、笑顔の人はそれだけで目立って美人に見えるということ。何せみんな憂鬱そうにしている中に笑顔があるのだ。そりゃー美人に見えるのは当然と言うもの。会社では憂鬱なことが待っているかも知れないし、家ではロクなことがなかったかも知れないけど、「笑顔」になるということはそれだけで随分と違うということ。「出会いがないなー」と思う人はぜひ朝から楽しそうな顔をして欲しい。

方法はいくらでもある。朝からお笑いの何かをiPodで聞くとかすればいい。ヘラヘラ笑っていると怪しい人に思われる? 朝の通勤時間帯にそもそも真性の怪しい人はあまりいないから、たいていは「何か面白いことがあったんだろう」と解釈されるものだ。とにかく、みんながブスっとしている時には、

笑顔

だ。

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