「風が吹くと桶屋が儲かる」のはなぜか

今日の秋葉原は風が強い。

で、何かの転みでtwitterに「風が吹くと桶屋が儲かる」という話が出ていたので思い出したネタ。「風が吹くと桶屋が儲かる」とはよく言うけど、じゃあその理由は何だということ。

私が知っているのは、

風が吹くと砂ほこりが舞う。砂ほこりが舞うと目に入って失明する人が出る。失明した人は稼ぎのために三味線を弾く。三味線の需要が増えるので猫が減る。猫が減ると鼠が増える。鼠が増えると桶を齧る。桶の需要が増えるので桶屋が儲かる。

というものだった。私はこれが普通だと思っていた。ところが別の人は、

風が吹くと屋根が傷む。屋根が傷むと雨漏りがする。雨漏りがすると桶で受ける。桶の需要が増えるので桶屋が儲かる。

という話をしていた。こっちの方がルートが短いだけ、ありそうな気がするから不思議だ。実はさらに他のことを言う人もいて、

風が吹くと桶が転がる。桶がなくなるから桶の需要が増える。

というもの。確かにありそうだ。

昔聞いて覚えているパターンだけでもこれだけある。実は「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉は知っていても、その背景にある因果関係についてはみんなバラバラなのではないか?

この話は因果関係が遠い程、話として面白いはずなので、最初に挙げた一番長い例が定番だと思うのだけど、実際どうなんだろう。

PS.

mixi日記のコメントより。

風が吹くと砂塵が舞う。砂が目に入る。砂を洗い流す為に、桶に水を入れて顔つけて目を洗う。桶屋ウハウハ。

テラ明快www

風が吹くと寒い。寒いとみんな風呂屋に行く。桶が売れる。

さらに明快。

風が吹く。風で砂がまう。砂が桶に入って桶が傷む。桶が壊れてみんな桶を買う。桶屋が儲かる。

やけにヤワな桶だ。

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