疑問形での命令はむかつく

Thirさんの日記より。

死ね!気味の悪い強制文達よ!

ここまで細かく思うことはないんだが、これを読んで思い出したことがある。それがタイトルに書いている「疑問形での命令」だ。

どういったことかと言えば、他人に何かを頼む時に、それを疑問文にしてしまう人がいるということだ。つまり、

〜をして下さいませんか?

という形式の文。形式としては疑問文なのだが、これは明らかに命令文だ。なぜなら、この疑問文への答えは「Yes」と「はい」しか許されていないからだ。この「疑問文を装った命令文」を読むと、

本当はあなたに命令したいところなんだけど、私はそこまで狭量な人だと思われたくないし、あなたの意向を無視して命令するなんて失礼な人に見られたくない。だから、とりあえず意向を聞くようにしてあげる。だけど、否定的答えをしたら覚悟しておきなさいよ。

という意図を感じてしまう。文体に気をつけて書いたのだが、わかるだろうか? これは、たいてい

女性

がよくやる。それもかなり近しい関係の女性だ。母親、奥さん、付き合いの長い彼女、会社のお局… その辺に多い気がする。

Thirさん程細かく考えたりしないけど、この形式の文を聞く(見る)度に、

言いたいことがあったらはっきり言え!

とむかつくわけだな。