クッキーのようなもの

クッキーのようなものをまた作ってみた。

いつもは「標準レシピ」をベースに作っているのだけど、今回はちと思うところあって、「標準レシピ」から大きく外れたものにした。
クッキークッキー

お菓子のレシピはあまり勝手なことが出来ない。甘過ぎるからと言って砂糖を減らしてしまうと、味だけではなく生地の性質まで変わってしまう。そうなると膨らむべきものが膨らまないとか、気泡の大きさがおかしいとか、硬くて歯が立たないとかという問題を起こす。なので、

レシピを守る

ことが、お菓子作りを失敗しない大原則だ。

ということはわかっているのだけど、私はどうもこの「レシピを守る」のが苦手だ。だから、お菓子作りはあまり得意でない。アレンジが難しいというのも苦手だし、せっかく自分で作っても好みの味に出来ないというのも悔しい。だいたいお菓子の標準レシピってのは、「バターいっぱい。お砂糖いっぱい」なので、ヘルシーに遠い。せっかく自作するのになぁと思う。

ということで、失敗覚悟という前提で実験的に作ってみた。基本方針は、

  • やや硬め
  • 油脂少なめ
  • 砂糖少なめ

だ。大雑把に言えば、

カロリーメイト

みたいなものが作りたかったわけだ。実は私はお菓子としてのカロリーメイトは好きなのだ。

材料は、

  • オリーブ油50g
  • 砂糖50g
  • 全卵1個
  • 白胡麻20g

を混ぜて、マヨネーズみたいなものを作り、ここに

  • 薄力粉200g

を入れて、「こねる」のだ。普通クッキーはサクサクさせるために、極力こねないようにする。だけど今回はサクサクさせたくなかったので、積極的にこねた。しばらく寝かせて延ばして焼く。

いつもは、1つ1つ丸めて延ばすのだけど、今回は適当に麺棒で延ばしてから、ナイフで切ることに。この作り方に深い意味はない。まぁそうしてみたかっただけ。

20分焼いて出来上がったのが上の画像のようなもの。

本当は冷ましてから食うのだけど、焼きたてを食ってみたら結構おいしく食える。甘さ控え目なのもいい。味が薄かったらメイプルシロップとかつけりゃいいだけだし。