リア充の義務として、お返しのクッキーを作った。
私がクッキーを作ることは、別に珍しいことではなくて、毎年恒例。以下で書くような手作りクッキーの欲しい人(女性に限る。眼鏡っ娘ならなおよし)は、2/14にチョコを贈るように。なお、その日が忙しい人のために、前後半年受けつけることにしているwwww
私の作るクッキーは、数年前に基本のレシピを習ったので、そのバリエーション。
まず標準のレシピの配合。
バター・砂糖・卵・薄力粉
以上が、3:2:1/2:4となるとサブレのようなサクサクのクッキーが出来る。
つまり、薄力粉が200g使用の場合、バター150g、粉砂糖100g、卵1/2ヶ分が基本配合
これを、
- バターと砂糖を混ぜてクリーム状にする
- これに卵を入れて、さらにクリーム状に
- 薄力粉を入れる
- まとまったらラップに包んで冷蔵庫で1時間くらい寝かせる
- 生地を形成する
- 180度のオーブンで15分程度焼く
これだけ。要するに、バターと砂糖と卵と粉を混ぜて形成して焼くだけ。
要点としては、薄力粉はふるってダマを除くと共に空気を入れておくことと、あまり練り上げないこと。生地の形成は私はそのまま丸めて潰して… ってやったけど、延ばして抜くという手もある。
何かアレンジしたい時は、卵を入れたあたりのクリーム状のものに加えるといい。
夜中に思いついたので、ハナマサに材料に行く。24時間営業は便利でいい。それはいいんだが、なんと秋葉のハナマサではバターがただの1片もない。うちの在庫は70gくらいなのだが、150g必要だ。しょうがないので、前から考えていた「バターの少ないクッキー」に挑戦する。150gのうち80gは
オリーブオイル
だ。オリーブオイルとバターは用途を間違えなければ互換性が高いので、覚えておくといいかも。バターばかりで重いなと思うソースとか、バターの分をオリーブオイルで置換して減らしてみると軽くなっていい。
さらに、香ばしさを出すために、20gほど白胡麻を入れた。また、いつもプレーンなクッキーなので、今回はココアパウダー(量は適当)を入れることで、ちょっとビターかつチョコ風味。また、卵は面倒臭いので小さ目のを1個まるっと入れる。
こういった「変なこと」をしながらも、普通にクッキー生地が出来たので、冷蔵庫に入れて延ばして… として焼く。ちょっと厚めだったので、焼く時間は20分に。焼いた後は静かに冷ましてから取る。私は深夜に作ったので、朝取った。
完成したクッキーはまぁ普通にチョコレートクッキー。混ぜるのを少な目にやった(というか、バターが少ないのですぐ混ざる)ために、普段作るクッキーよりもはるかにサクサク。そういった意味ではバターを標準量使うよりは、こっちの方がおいしいかも知れない。でも、サクサク過ぎたので、ちょっと割れた。ハナマサにはオーブンシートもなかったのだ。まぁ割れたのはもちろん自分で食う用になるので、適度に割れてくれてもまるっきり構わない。
胡麻はもっと多めに入れてもいいんだが、胡麻は生地の粘りに影響を与えないので、標準配合に加える形に。
オーブンさえあれば、クッキーを作るのは手間はかからない。寝かす時間やオーブンを暖める時間を含めても2時間はかからないし、実作業は10分くらいだ。材料もそんなに高いものではないので、
市販品よりも安い
のだ。そこに「俺、手作り」とか出すとなかなかインパクトあるので、リア充予備軍の自覚ある人にはオススメ。自分で食ってもうまいから、リア充でなくても作る価値はある。他のお菓子と違って、砂糖を減らしても平気なので、甘さ控え目にしてもいい。
「うちにはオーブンなんてないよー」な人のために、フライパンで作る実験をしたことがあるのだが、「うんと弱火」「テフロンフライパン」という条件を満たすことが可能であれば、フライパンでも作れないことはない。その時はアルミフォイルで蓋を作ると良いかも。
PS.
割れたクッキー、自分用に取っておいたら、全部部下(♀)に食われてしまった…
フライパンがテフロンでない場合でも、下(生地とフライパンの間)にもアルミホイルを敷けば大丈夫かも、と思ったのですが、サクサクなクッキーだとホイルからはがすときこわれるかもしれないですね。
> オリーブオイルとバターは…互換性が高い
なるほど.いつもオリーブオイルをパンに塗って食べてるんですが,互換性には思い至りませんでした.目から鱗.色々試してみます(笑)
> アルミホイルを敷けば
アルミフォイルって意外に貼りつくんですよ。そうすると、焼けて生地が伸び縮みした時に皺になってますます嫌なことに。だから、オーブンで焼く時の下敷にもあまり使えません。それより天板に直に並べる方が安全なくらい。
> 互換性には
食材の互換性つか交換可能性は知っておくといろいろ便利です。簡単に料理のバリエーション作れるし。