神田明神

湯島天神と神田明神はすぐ近くだ。

千代田線的にはお茶の水と湯島になるのだけど、そうせ1駅だし、どうせどちらも駅にはそう近くない。徒歩で10分かかるかどうかくらいしか離れてない。だから、行く時はいつもセットだ。


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途中に「おりがみ会館」なんてのがある。

おりがみ会館おりがみ会館のギャラリー

これだけ見ても、どのあたりが「おりがみ」なのかよくわからん。昼間来て入ればいいんだろうけど。

神田明神は天神ではないので、梅はほとんどない。申し訳程度にちょっとだけある。

紅梅紅梅

ここは日当たりもいいので、湯島天神ほど寒くない。梅の開き具合も湯島天神の比ではないし、長居をして寒いということもない。なので、ついまったり。

神田明神の諸々の施設については、神田明神のホームページでも見るといいので、ごちゃごちゃ書くことはしないw

なので面白いなと思ったものだけ紹介。

江戸神社

神田明神の敷地内には、いろいろなsub神社がある。その中に江戸神社なるものがある。

これだけ見るとどうってことない社なんだが、その中をのぞいて見る。

御輿

小さいのでわかりにくいのだが、中には御輿がある。この御輿の鳥居をよく見ると、やはり「江戸神社」の文字がある。つまり、コの業界で知られる「笑う牛」と同じ再帰的構造を持っている。さすがに秋葉にあるIT神社として名高い神田明神だw

もう1つ不思議なのが、「八雲神社」だ。

八雲神社(左)八雲神社(右)

なんと、同じ名前の社が2つある。場所は隣り同志なんだが、別の社。そして、どちらも「八雲神社」である。詳しいことはホームページの説明を読むとわかるのだが、神田明神の敷地にあるいくつかの神社は、他の土地にあった神社を遷宮したものだ。左の八雲神社は「小舟町八雲神社」と言い江戸城の中にあったもの。右の八雲神社は「大伝馬町八雲神社」と言い、大伝馬町にあったものらしい。

ちなみに八雲神社の祭神は素戔嗚尊。wikipediaによると八坂神社がルーツだということになっているのだが、「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」という歌に出て来る「八雲立つ」は「出雲」の枕詞だし、島根県には八雲村なる土地があり(現在は松江市の一部)、「出雲」はもちろん島根県の一部だ。「小泉八雲」はまだに松江市の観光資源だ。また、「出雲八重垣」なるものは、「八重垣神社」として存在している。そもそもが、「素戔嗚尊」は「八岐大蛇」の話に出て来るし… ということで、島根県方面とは関わりが深い。そんなものがなんで全国各地にあったり、あまつさえ神田明神の境内に2つもあったりするのかと、興味深い。

また、素戔嗚尊は韓国起源(新羅)らしく、その上陸地は五十猛で、私の郷里の島根県大田市。神田明神の祭神の1つであるである「少彦名神」も島根県と関わりが深い。まぁだいたい日本神話と出雲神話は関係が深いのだけど。

最初に書いたように、神田明神は日当たりが良くて気持ちがいい。つい長居をしてしまう。境内をしばらくウロウロして10時になったので帰ることに。

神田明神からうちに帰るには、普通に電気街を通ることになる。だいたい電気街の店は11時頃に開くので、まだ街は静かだ。途中の酒屋で「秋葉ビール」なるものを発見する。

秋葉ビール

「けっ。また秋葉ネタかよ。どうせ萌え画でも描いてあるんだろ」とか思ってラベルを見たら、別にそんなこともなく、普通に中央通りの絵だった。これでメイドとか描いてあったらどうしようかと思ったよ…

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