レミュールが使う言葉には、ptang, frink, cheep, whoooooooなどがあるが、 それらは発音されるときの目の動きによって異なる意味合いを持つらしい。 たとえば次のようなレミュールの会話が 翻訳されている。
レミュール1: 「PTANG FRINK FRINK」<翻訳>
レミュール2: 「cheep, cheep, cheep」
レミュール1:「君は例のセクシーなナショナル・ジオグラフィック誌の カメラマンと交尾したって聞いたけど」PTANGは「異なる種の生物と交尾する」ことであり、FRINKには 「非常に性的魅力のある」という意味がある他に 「ナショナル・ジオグラフィック誌のカメラマン」という意味もある。 なぜかというと、レミュールにとって眼が大きいというのは大きなセックス アピールであり、彼らにとってナショナル・ジオグラフィック誌のカメラマンが 使う望遠レンズは巨大な(すなわち非常に魅力的な)目玉に見えるからである。 cheep, cheep, cheepの意味は、上に訳されている通りである。
レミュール2:「そうよ。素敵だったわ」
レミュールの好物としては、Twinkieの他にBig Kのグレープソーダが知られている。 寒い季節になると、レミュールは人家に侵入し、大きな音でステレオを鳴らしたり、 コンピュータと モデムを独り占めにしたり、レーザーディスクを フリスビーにして遊んだり、台所のライトにぶら下がったりする。
レミュールに関する議論は1991年にVirginia Techのキャンパス会議システムで 始まったのが発端であるが、USENETのいくつかのニューズグループに広がり、 1992年の秋にalt.fan.lemursという専門 ニューズグループを獲得するに至った。本項は、その "Alt.fan.lemurs Frinkquently Asked Questions"のVersion 4.の ごく一部を抜粋して紹介した。
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無目的コンピュータ用語辞典 / 吉川邦夫 / kneo@mix.or.jp